インストール時に、Directory Server について次の情報を指定する必要があります。
ラベルと状態ファイルのパラメータ |
説明 |
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CREATE_INSTANCE |
インストール中にディレクトリインスタンスを作成することができます。これは必須ではありません。デフォルト値は Yes です。 デフォルトを受け入れると、インスタンスの作成に必要な情報を指定するよう求められます。 |
「Directory Server インスタンス選択パネル」で「はい」を選択すると、このページが表示されます。「いいえ」を選択した場合、このページは表示されません。別のコンポーネントが Directory Server インスタンスを必要とする場合、このページで作成可能なインスタンス、またはインストールおよび設定済みの Directory Server インスタンスのどちらを使用するか、選択を求められます。
表 3–23 Directory Server のインスタンス作成情報
ラベルと状態ファイルのパラメータ |
説明 |
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DSEE_INSTANCE_DIR |
新規インスタンスの位置。 デフォルト値は次のとおりです。 Solaris OS の場合:/var/opt/SUNWdsee/dsins1 Linux の場合: /var/opt/sun/dsins1 |
DSEE_INSTANCE_PORT |
新しいインスタンスのセキュリティー保護されていないポート。 デフォルト値は 389 です。 |
DSEE_INSTANCE_SSL_PORT |
新しいインスタンスのセキュリティー保護されたポート。 デフォルト値は 636 です。 |
DSEE_DN_MANAGER |
Directory Server に対して無制限のアクセス権を持つユーザーの識別名 (DN)。 デフォルト値は cn=Directory Manager です。 |
DSEE_INSTANCE_USER |
新しいインスタンスを実行するユーザー ID。 デフォルト値は root です。 |
DSEE_INSTANCE_GROUP |
新しいインスタンスのグループ ID。 デフォルト値は root です。 |
DSEE_INSTANCE_PASSWORD |
ディレクトリマネージャーのパスワード。 デフォルト値は、共通サーバー設定で指定した「管理者パスワード」の値です。最低 8 文字以上です。 |
サフィックス |
このインスタンスによって管理される初期ディレクトリサフィックス。 デフォルト値は、現在のホストの完全修飾ドメイン名のセグメントから構成されます。たとえば、インストール先が siroe.sub1.example.com の場合、デフォルト値は dc=sub1,dc=example,dc=com になります。 |
ラベルと状態ファイルのパラメータ |
説明 |
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CREATE_INSTANCE |
インストール中に作成した Directory Server インスタンスを使用するか、既存の Directory Server インスタンスを使用するかを選択できます。デフォルトの代わりに既存のインスタンスを使用する場合は、代替インスタンスがすでに設定されている必要があります。 デフォルト値は yes です。 |