Sun Java Enterprise System 5 Update 1 インストールリファレンス (UNIX 版)

Portal Server: Java ES Web Server が Web コンテナの場合

この節では、Portal Server の Web コンテナが Web Server の場合にインストーラが必要とする情報を示します。

表 3–28 Portal Server と Web Server を連動させる場合の Web コンテナに関する設定情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

インストールディレクトリ 

PS_DEPLOY_DIR

Web Server のインストール先ディレクトリ。デフォルト値は次のとおりです。 

Solaris OS の場合: /opt/SUNWwbsvr7

Linux の場合: /opt/sun/webserver7

管理ドメイン 

PS_DEPLOY_DOMAIN

Portal Server の配備先の Web Server ドメイン。 

デフォルト値は domain1 です。

インスタンスディレクトリ 

PS_INSTANCE_DIR

Web Server インスタンスのインストール先ディレクトリ。デフォルト値は次のとおりです。 

Solaris OS の場合: /var/opt/SUNWwbsvr7-hostname.domainname

Linux の場合: /var/opt/sun/webserver7-hostname.domainname

サーバーインスタンスポート 

PS_DEPLOY_PORT

Web Server が HTTP 接続に対して待機するポート。 

デフォルト値は 8800 です。

このインストーラセッションで Web Server をインストールする場合、デフォルト値は「Web Server HTTP ポート」の値 (WS_HTTP_PORT) となります。

管理ホスト 

PS_DEPLOY_ADMIN_HOST

管理サーバーのホスト名。 

管理ポート 

PS_DEPLOY_ADMIN_PORT

Portal Server のインストール先ドメインで Web Server 管理インスタンスが実行されているポート。 

デフォルト値は 8989 です。

セキュリティー保護されたサーバー管理プロトコル 

PS_DEPLOY_ADMIN_PROTOCOL

このプロトコルは、Web Server インスタンスのポートがセキュリティー保護されたポートであるかどうかを指定します。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 

状態ファイルで、セキュリティー保護されたポートの場合は https を、セキュリティー保護されていないポートの場合は http を指定します。デフォルト値は https です。