この節では、Portal Server の Web コンテナが IBM WebSphere Application Server の場合にインストーラが要求する情報を示します。
表 3–30 Portal Server と IBM WebSphere を連動させる場合の Web コンテナに関する設定情報
ラベルと状態ファイルのパラメータ |
説明 |
---|---|
インストールディレクトリ |
IBM WebSphere Application Server のインストール先ディレクトリへのパス。 デフォルト値は /opt/IBM/WebSphere/Express51/AppServer です。 |
セル名 |
IBM WebSphere Application Server セルの名前。 デフォルト値は DefaultNode です。 |
ノード名 |
IBM WebSphere Application Server ノードの名前。 デフォルト値は DefaultNode です。 |
サーバーインスタンス |
IBM WebSphere Application Server インスタンスの名前。 デフォルト値は server1 です。 |
サーバーインスタンスポート |
IBM WebSphere アプリケーションインスタンスが HTTP 接続を待機するポート。この値は、通常はフロントエンド Web サーバーから設定されます。 デフォルト値は 7080 です。 |
サーバーインスタンスプロトコル |
「サーバーインスタンスポート」がセキュリティー保護されたポートであるかどうかを指定します。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 状態ファイルで、セキュリティー保護されたポートの場合は https を、セキュリティー保護されていないポートの場合は http を指定します。デフォルト値は http です。 |
ドキュメントルートディレクトリ |
IBM WebSphere Application Server がコンテンツドキュメントを格納するディレクトリ。 デフォルト値は /opt/IBM/WebsSphere/Express51/Appserver/web/docs です。 英語以外の言語を使用する場合は、パス名の最後の部分を変更する必要があります。 |
JDK ホームディレクトリ PS_DEPLOY_JDK_DIR |
IBM WebSphere Application Server が使用する JDK インストールへのパス。 デフォルト値は /opt/IBM/WebsSphere/Express51/Appserver/java です。 |
管理者ユーザー ID |
WebSphere 管理者 (システムユーザー) のユーザー名。 デフォルト値は weblogic です。 |
管理者パスワード |
WebSphere 管理者 (システムユーザー) のパスワード。 |
PS_DEPLOY_ADMIN_HOST |
管理サーバーホスト名。完全修飾ドメイン名。たとえば、mycomputer.example.com です。 |
PS_DEPLOY_ADMIN_PORT |
デフォルト値は 7090 です。 |
PS_DEPLOY_ADMIN_PROTOCOL |
管理ポートがセキュリティー保護されたポートであるかどうかを指定します。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 デフォルト値は http です。 |