Sun Java Enterprise System 5 Update 1 インストールリファレンス (UNIX 版)

Web Server 管理サーバー設定

Web Server 管理サーバーが稼働するポートは、SSL (デフォルトは 8989) および非 SSL (デフォルトは 8800) の 2 つです。HTTP を選択する場合は、非 SSL 管理ポートを参照するように PS_DEPLOY_ADMIN_PORT パラメータを変更する必要があります。デフォルトの非 SSL 管理ポートは 8800 です。

表 3–39 Web Server 用の管理サーバー設定

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

管理者ユーザー名

WS_LOGIN_USER

Web Server 管理者のユーザー ID。 

デフォルト値は、admin または共通サーバー設定で指定した値です。

注意: 単一の管理者アカウントを使用する場合、このフィールドは表示されません。 

ログインパスワード

WS_LOGIN_PASSWORD

Web Server 管理者のパスワード。 

デフォルトは、共通サーバー設定で指定した値です。 

注意: 単一の管理者アカウントを使用する場合、このフィールドは表示されません。 

注意: Java ES インストーラでは、管理パスワードに、空白文字および ; & ( ) ! | < > ' “ $ ^ \ # / , @ % 記号は使用できません。

サーバーホスト

WS_ADMIN_HOST

ローカルホストとして解決されるホストとドメインの値。この値を使用して、Web Server インスタンスのサーバールート内にディレクトリが作成されます。 

デフォルト値は、共通サーバー設定の「ホスト名」と「DNS ドメイン名」に指定した値を結合して自動的に作成されます。値の書式は hostname.domainname です。

SSL ポート

WS_ADMIN_SSL_PORT

管理サーバーをセキュリティー保護されたモードで実行するために使用されるポート。有効な SSL ポートでなければなりません。このポートを選択した場合は、URL を起動するときに HTTPS を指定する必要があります。 

デフォルト値は 8989 です。

HTTP ポート

WS_ADMIN_HTTP_PORT

Web Server が HTTP 接続に対して待機するポート。 

デフォルト値は 8800 です。

実行時ユーザー ID

WS_ADMIN_SERVER_USER

デフォルトは、root または共通サーバー設定で指定した値です。

注意: 単一の管理者アカウントを使用する場合、このフィールドは表示されません。