Sun Java Enterprise System 5 Update 1 インストールリファレンス (UNIX 版)

Directory Server インスタンス作成情報

「Directory Server インスタンス選択パネル」で「はい」を選択すると、このページが表示されます。「いいえ」を選択した場合、このページは表示されません。別のコンポーネントが Directory Server インスタンスを必要とする場合、このページで作成可能なインスタンス、またはインストールおよび設定済みの Directory Server インスタンスのどちらを使用するか、選択を求められます。

表 3–23 Directory Server のインスタンス作成情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

インスタンスディレクトリ

DSEE_INSTANCE_DIR

新規インスタンスの位置。 

デフォルト値は次のとおりです。 

Solaris OS の場合:/var/opt/SUNWdsee/dsins1

Linux の場合: /var/opt/sun/dsins1

ディレクトリインスタンスポート

DSEE_INSTANCE_PORT

新しいインスタンスのセキュリティー保護されていないポート。 

デフォルト値は 389 です。

ディレクトリインスタンス SSL ポート

DSEE_INSTANCE_SSL_PORT

新しいインスタンスのセキュリティー保護されたポート。 

デフォルト値は 636 です。

ディレクトリマネージャー DN

DSEE_DN_MANAGER

Directory Server に対して無制限のアクセス権を持つユーザーの識別名 (DN)。 

デフォルト値は cn=Directory Manager です。

システムユーザー

DSEE_INSTANCE_USER

新しいインスタンスを実行するユーザー ID。 

デフォルト値は root です。

システムグループ

DSEE_INSTANCE_GROUP

新しいインスタンスのグループ ID。 

デフォルト値は root です。

ディレクトリマネージャーパスワード

DSEE_INSTANCE_PASSWORD

ディレクトリマネージャーのパスワード。 

デフォルト値は、共通サーバー設定で指定した「管理者パスワード」の値です。最低 8 文字以上です。 

サフィックス 

DSEE_SUFFIX

このインスタンスによって管理される初期ディレクトリサフィックス。 

デフォルト値は、現在のホストの完全修飾ドメイン名のセグメントから構成されます。たとえば、インストール先が siroe.sub1.example.com の場合、デフォルト値は dc=sub1,dc=example,dc=com になります。