2006 年 12 月
このリリースノートには、Sun ONE™ (Open Net Environment) Web Server の Version 6.0 Service Pack (SP) 11 リリース時点での重要な情報が記載されています。内容には、既知の問題と制限事項、およびその他の情報も含まれています。このリリースノートは、Web Server 6.0 SP11 を使用する前にお読みください。
Web Server 6.0 SP11 は、AIX、HP-UX、Red Hat Linux および Red Hat Linux Advanced Server 2.1、Sun Linux、Windows、Solaris™ Operating Environment (Solaris OE) の各プラットフォームをサポートしています。オペレーティングシステムのバージョンの詳細については、このリリースノートの「Web Server 6.0 SP11 でサポートされているプラットフォーム」を参照してください。
この Web サイトは、ソフトウェアのインストールと設定の前にお読みください。またそのあとも、最新のリリースノートとマニュアルを確認するために定期的に参照してください。
Web Server 6.0 SP11 でサポートされている機能
必要なパッチ
米国における 2007 年夏時間変更の影響
JRE/JVM のバージョン
インストール、アップグレード、および移行に関する情報
解決された問題
既知の問題と解決策
プラットフォーム固有の情報
マニュアルの訂正事項
問題の報告およびフィードバックの提供方法
その他の Sun のリソース
このリリースノートでは第三者の URL を参照して、追加の関連情報を提供します。
注: Sun
は、このリリースノートに記載されている第三者の Web サイトの利用について責任を負いません。Sun
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Sun
は、このようなサイトまたはリソースで得られるあらゆるコンテンツ、製品、またはサービスによって生じる、または使用に関連して生じる、または信頼するこ
とによって生じる、いかなる損害または損失についても責任または義務を負いません。
Web Server 6.0 SP11 は次の機能を備えています。
JDK™ ソフトウェアのサポート
Sun™ ONE Active Server Pages のサポート
NSS 3.3.4.8 のサポート
NSPR 4.1.6 のサポート
LDAP SDK のサポート
VeriSign のサポート
Sun Linux のサポート
Sun™ ONE Studio 3.0 のサポート
magnus.conf の指令の改良
キープアライブサブシステムの改良
仮想サーバーのレポート生成
Web アプリケーションの配備および管理のユーザーインタフェース
ロールマッピングのサポート
web-apps.xml データ型記述子
フォームログインによる複数 Web アプリケーションへのシングルサインオン
ローカライズ版のサポート
任意のカスタムヘッダーのサポート
応答のヘッダーエンコーディングのサポート
PHP 互換性
HTTP バージョンの変更
リモートマシンからの WAR ファイルの配備時の最大アップロードサイズの変更
JDK 1.3.1 での HotSpot™ Server 仮想マシンの設定
分散管理によるアクセス制御のセキュリティー保護
この節では、Web Server 6.0 SP11 の JDK ソフトウェアのサポートの概略を示します。
Web Server 6.0 SP11 は、次のプラットフォームで、バイナリ互換の機能によりサポートされている 32 ビットの JDK 1.4.2_04 をサポートしています。
詳細は、「JRE/JVM のバージョン」を参照してください。
Web Server 6.0 SP11 は、次のプラットフォーム上の 32 ビット JDK 1.4.1 ソフトウェアをサポートしています。
詳細は、「JRE/JVM のバージョン」を参照してください。
Web Server 6.0 SP11 は、次のプラットフォーム上の 32 ビット JDK 1.4.0 ソフトウェアをサポートしています。
具体的なバージョンは括弧内に示されています。詳細は、「JRE/JVM のバージョン」を参照してください。
詳細は、「JRE/JVM のバージョン」を参照してください。
どちらのバージョンの JDK でも、デフォルトの bootclasspath に指定されているすべての jar ファイルを、必ず server-root /https-admserv/start-jvm ファイルに記述してください。
さまざまなプラットフォームのデフォルトの bootclasspath 設定を次に示します。
詳細については、bootclasspath 設定の注を参照してください。
Web Server 6.0 SP11 は、AIX 5.1 上の JDK 1.4.1 または JDK 1.4.0 をサポートしています。
AIX 5.1 では、IBM JDK 1.4.0 および 1.4.1 での変更のため、start-jvm
を変更する必要があります。
server-root/https-admserv/start-jvm
で、次のような行を
NSES_JDK_RUNTIME_CLASSPATH=${NSES_JRE}/lib/ext/iiimp.jar:${NSES_JRE}/lib/i18n.jar:${NSES_JRE}/lib/rt.jar:${NSES_JDK}/lib/tools.jar:${NSES_JDK}/lib/dt.jar;export
NSES_JDK_RUNTIME_CLASSPATH
次のように変更します。
JDK 1.4.0 の場合:
NSES_JDK_RUNTIME_CLASSPATH=${NSES_JRE}/lib/ext/iiimp.jar:${NSES_JRE}/lib/charsets.jar:${NSES_JRE}/lib/core.jar:${NSES_JRE}/lib/graphics.jar:${NSES_JRE}/lib/security.jar:${NSES_JDK}/lib/xml.jar:${NSES_JRE}/lib/server.jar:${NSES_JDK}/lib/tools.jar:${NSES_JDK}/lib/dt.jar;
export NSES_JDK_RUNTIME_CLASSPATH
JDK 1.4.1 の場合:
NSES_JDK_RUNTIME_CLASSPATH=${NSES_JRE}/lib/ext/iiimp.jar:${NSES_JRE}/lib/charsets.jar:${NSES_JRE}/lib/core.jar:${NSES_JRE}/lib/graphics.jar:${NSES_JRE}/lib/security.jar:${NSES_JRE}/lib/server.jar:${NSES_JDK}/lib/tools.jar:${NSES_JDK}/lib/dt.jar;
export NSES_JDK_RUNTIME_CLASSPATH
注: JDK 1.4.1 では、xml.jar
をNSES_JDK_RUNTIME_CLASSPATH
に含めないでください。xml.jar
を含めると、JDK 1.4.1 でのサーバーの起動に失敗します。
JDK 1.4 は AIX 4.3.3 ではサポートされていません。
Sun™ ONE Active Server Pages (以前の Sun™ Chili!Soft ASP) version 3.6.2 は、Solaris、Windows、Linux、および HP-UX プラットフォームで Web Server をサポートするようになりました。Sun ONE Active Server Pages ソフトウェアは、Active Server Pages (ASP または .asp) による Web サイトと Web アプリケーションをクロスプラットフォームで配置するための、サーバーサイドスクリプティング&ランタイム環境です。
Web Server 6.0 SP11 には、次のプラットフォームの Sun ONE Active Server Pages 3.6.2 が付属しています。
Web Server にインストールする場合は、Sun ONE Active Server Pages のライセンスは必要ありません。
Sun ONE Active Server Pages インストーラは、Web Server 6.0 SP11 のダウンロードイメージに含まれています。Web Server 6.0 SP11 をインストールした場合、Sun ONE Active Server Pages インストーラは次のディレクトリに書き込まれます。
server_root/plugins/chilisoft/
Web Server 6.0 SP11 の NSS サポートは、NSS 3.3.4.7 から 3.3.4.8 にアップグレードされています。NSS は、セキュリティーが有効なサーバーアプリケーションのクロスプラットフォーム開発をサポートするよう設計されたライブラリのセットです。
Web Server 6.0 SP11 の NSPR サポートは、NSPR 4.1.6 にアップグレードされています。
Web Server 6.0 SP11 は、LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) SDK (Software Development Kit) version 5.08 をサポートしています。
Web Server 6.0 SP11 は、企業全体にわたってデジタル証明書を発行するための、VeriSign、認証局 (CA) システムをサポートしています。VeriSign では、証明書要求プロセスを簡略化するために VICE プロトコルが使用され、証明書をサーバーに直接返却できるという利点があります。
Web Server 6.0 SP11 は、Sun Linux システムで Sun Linux 5.0 プラットフォームをサポートしています。詳細については、「インストール、アップグレード、および移行に関する情報」を参照してください。
Web Server 6.0 SP11 は、Sun™ ONE Studio 3.0 (以前の Forte™ for Java™ 3.0) をサポートします。Forte for Java™ テクノロジは、Java 開発者に Sun が提供する、パワフルで拡張可能な統合開発環境 (IDE) です。Forte for Java は NetBeans™ ソフトウェアをベースとしており、Sun ONE プラットフォームと統合されています。
Sun ONE Studio 3.0 のサポートは次のプラットフォームで使用できます。
Sun ONE Studio 3.0 を使用して Solaris OE および Linux のリモートサーブレットをデバッグするには、次の変更を加えます。
Solaris:
1) server-instance/start ファイルを編集して次のように指定します。
PRODUCT_BIN=ns-httpd
2) NSES_JRE_RUNTIME_LIBPATH 変数が ${NSES_JDK}/lib/sparc を指すよう、<server-id>/https-admserv/start-jvm ファイルを編集します。
Linux:
1) <server-instance>/start ファイルを編集して次のように指定します。
PRODUCT_BIN=ns-httpd
2) NSES_JRE_RUNTIME_LIBPATH 変数が ${NSES_JDK}/lib/i386 を指すよう、<server-id>/https-admserv/start-jvm ファイルを編集します。
Windows プラットフォームでのリモートデバッグの詳細については、『iPlanet Web Server 6.0, Enterprise Edition サーブレットに関するプログラマーズガイド』を参照してください。Sun ONE Studio 3.0 の使用の詳細とマニュアルについては、http://www.sun.com/software/sundev/previous/ffj を参照してください。
magnus.conf 指令には、Web Server 6.0 SP11 をより幅広く制御するための、多数の改良が加えられています。magnus.conf ファイルは、次の目的のために編集します。
magnus.conf 指令 KeepAliveQueryMeanTime により、キープアライブサブシステムのパフォーマンスをチューニングできます。KeepAliveQueryMeanTime は、キープアライブ待ち時間をミリ秒単位で指定します。ほとんどのインストールでは、デフォルト値である 100 が適しています。KeepAliveQueryMeanTime 値を下げると、CPU 使用率が高くなります。
応答内の Server ヘッダーを変更できるように、magnus.conf 指令 ServerString が追加されました。値が none の場合、ヘッダーはまったく送信されません。その例を次に示します。
ServerString "My Server ver. 1.0"
ServerString none
今後の要求のためにキープアライブ接続のポーリング後のスリープ時間の上限を設定するように、新しい magnus.conf 指令 KeepAliveQueryMaxSleepTime が追加されています。0 〜 5000 ミリ秒までの値を設定できます。値を設定しない場合は、デフォルトで、KeepAliveQueryMaxSleepTime の値が KeepAliveQueryMeanTime 指令の値に設定されます。実際に使用する際は、ほとんどの場合はこのデフォルト値を使用することをお勧めします。
Web Server 6.0 SP11 には、4 つの新しい magnus.conf 指令が導入されています。これらの指令は、サーバーが Java プログラムのSystem.out や System.err メッセージなどの標準出力とエラーメッセージを処理する方法を決定します。これらの指令について、次の表で説明します。
表 2 標準出力とエラーメッセージの magnus.conf 指令
キープアライブ (Keep-Alive) サブシステムは、数千個の持続接続を処理できるように改良されています。
このユーザーインタフェースを使用して、個々の仮想サーバーのレポートを生成できます。このページには、「Virtual Server Manager」ページの「Logs」タブからアクセスできます。
コマンド行から wdeploy を使用するほかに、ユーザーインタフェースから Web アプリケーションを配備できます。新しいユーザーインタフェースは、次の操作を容易にするために、Server Manager に追加されます。
下層の LDAP サーバーがロールをサポートしている場合、Web Server 6.0 SP11 もロールをサポートします。Web アプリケーションのロールの認証を行う場合は、server-id /config/web-apps.xml ファイルに次の記述を追加する必要があります。
<role-mapping map-to=”role”/>
Directory Server 5.0 SP1 によるロール認証の詳細については、『iPlanet Directory Server 管理者ガイド』を参照してください。
Web Server 6.0 SP11 では、Web アプリケーションを有効または無効にすることができます。これは、次のいずれかの方法で実行できます。
その例を次に示します。
<web-app uri="/catalog" dir="/export/apps/catalog" enable="false">
</web-app>
Web Server 6.0 DTD の詳細については、http://developer.sun.com/ を参照してください。
Web Server 6.0 SP11 では、フォームログイン構成を使用して、複数の Web アプリケーションへのシングルサインオンを実行できます。この機能は、2 通りの方法で利用できます。
これは、もっとも簡単な方法ですが、セッションおよびセッション属性がすべてのアプリケーション間で共有されます。
その例を次に示します。
<vs>
<!-- configure a VS-level session manager -->
<session-managerclass='com.netscape.server.http.session.IWSSessionManager'>
<init-param>
<param-name>maxSessions</param-name>
<param-value> 1024 </param-value>
</init-param>
<init-param>
<param-name>reapInterval</param-name>
<param-value> 8 </param-value>
</init-param>
<init-param>
<param-name>timeOut</param-name>
<param-value> 300 </param-value>
</init-param>
</session-manager>
</vs>
この場合、すべてのフォームログインセッションは、この仮想サーバ全体のフォームログインセッションマネージャーを使用して作成され、コンテナは、個別の cookie を使用してセッションを追跡します。これらのセッションは、その仮想サーバー内のすべてのアプリケーションで利用できます。
server-id/config/web-apps.xml ファイルの vs 要素の下に form-login-session 要素が存在する場合に、仮想サーバー全体のフォームログインセッションマネージャーが作成されます。form-login-session 要素を使用して、元になるセッションマネージャー、cookie 名、およびセッションタイムアウトをカスタマイズできます。
その例を次に示します。
<vs>
<!-- configure form login session timeout to 300 secs (5 min), with
MMapSessionManager -->
<form-login-session timeOut="300">
<session-managerclass='com.netscape.server.http.session.MMapSessionManager'>
<init-param>
<param-name>maxSessions</param-name>
<param-value>10000</param-value>
</init-param>
<init-param>
<param-name>reapInterval</param-name>
<param-value>8</param-value>
</init-param>
</session-manager>
</form-login-session>
</vs>
別の HTTP セッションで仮想サーバー全体のフォームログインセッションマネージャーを構成する長所は、次のとおりです。
別の HTTP セッションで仮想サーバー全体のフォームログインセッションマネージャーを構成する短所は、次のとおりです。
Localized Version の Web Server 6.0 を実行している場合は、既存のサーバー上に Web Server 6.0 SP11 をインストールすることで、既存のローカリゼーション機能を利用できます。Web Server 6.0 SP11 は、Solaris、HP-UX、および Windows NT で日本語にローカライズされています。
注: Sun では、Sun ONE Web Server で日本語または中国語ロケールを実行している場合は、JDK 1.4.1 以上のバージョンを使用することをお勧めします。
Web Server 6.0 SP11 では、変数設定 SAF (Server Application Function) を使用してサーバーの HTTP 応答にカスタムヘッダーを追加できます。たとえば、次のような obj.conf 指令について考えてみます。
AuthTrans fn="set-variable"
insert-srvhdrs="P3P:policyref="http://hostname/P3P/policy.xml""
この指令は、次の HTTP ヘッダーを各応答に追加することをサーバーに指示します。
P3P:policyref="http://hostname/P3P/policy.xml"
Web Server 6.0 SP11 は、HTTP ヘッダーとプラグインプログラムで、2 バイト文字の応答ヘッダーエンコーディングをサポートします。
Web Server 6.0 SP11 は、多目的で幅広く使用されるオープンソースの汎用 Web スクリプト言語である PHP version 4.3.x または 4.3.8 と互換性があります。これにより、サーバーサイドのスクリプト、コマンド行スクリプト、およびクライアントサイドの GUI スクリプトが可能になります。PHP は、すべての主要なオペレーティングシステム上で動作します。PHP 固有のインストールと構成に関する情報の参照先を次に示します。
プラットフォーム固有のインストール手順については、次のサイトを参照してください。
一般的なインストール手順については、http://www.php.net/manual/en/installation.php を参照してください。
Web Server での PHP のインストールに固有のインストールおよび構成に関する情報については、http://www.php.net/manual/en/install.netscape-enterprise.php を参照してください。
注: http://www.php.net/manual/en/install.netscape-enterprise.php のサイトに記載されている構成情報は、iPlanet Web Server 4.x については正確な情報です。ただし、Sun ONE Web Server 6.0 以上の場合は、server-id/config/magnus.conf ファイル (server-id/config/obj.conf ファイルではない) の Init 関数に、指定された変更を加える必要があります。
PHP の詳細については、次のサイトを参照してください。
HTTP のバージョンを 1.0 にダウングレードするには、次の方法を使用します。
AuthTrans fn="match-browser" browser="*MSIE*" http-downgrade="1.0"
HttpVersion 1.0
リモートマシンから Administration Server を使用して Web アプリケーションを配備する場合、デフォルトの最大アップロードサイズは 10M バイトです。このサイズは、install-root/bin/https/webapps/instance-app/WEB-INF/web.xml ファイルを編集することで変更できます。サーブレット webappdeploy で、最大アップロードサイズを指定するバイト単位の値とともに、maxUploadSize という名前の init-param を挿入します。
その例を次に示します。
<init-param>
<param-name>maxUploadSize</param-name>
<param-value>90000000</param-value>
</init-param>
JDK 1.3.1 サーバー JVM の使用を選択する場合は、server-id /https-admserv/start-jvm ファイル内の NSES_JRE_RUNTIME_LIBPATH の パスの順序を変更する必要があります。そうしないと、jvm12.conf ファイルの jvm.option の値が -server に設定されていても、デフォルトのクライアント JVM が起動します。サーバー JVM が読み込まれるようにサーバーを構成するには、server-id /https-admserv/start-jvm ファイルを編集して、${NSES_JRE}/lib/sparc/server の行が ${NSES_JRE}/lib/sparc の行の前に来るようにします。
この節では、分散管理を有効にしたあと、Web Server 6.0 SP11 でアクセス制御をセキュリティー保護するために必要な追加タスクについて説明します。関連のバグ ID は 4650463、4744325、および 4536739 です。
generated.https-server-id.acl ファイルの https-server-id オブジェクトタグに指定されている PathCheck 指令の実行順序によっては、リソースに対して不適切なアクセス権が与えられていることがあります。これを防止するには、<server-root>/generated.https-server-id.acl ファイルを編集して、次に示すように、アクセス制御が必要なプログラムグループのリストをコンマで区切って指定します。
次のように指定します。
allow (all)
user=<username> and program=<program group, program group...>;
上の行の下に、次の行を追加します。
deny absolute (all)
user=<username> and program!=<program group, program group...>;
サーバーインスタンスへのアクセスを制御するように Web Server 6.0 SP11 を設定するには、<server-root>/httpacl/*.https-admserv.acl ファイルを編集して、アクセス制御権限を与えるユーザーを指定します。
その例を次に示します。
acl "https-<instance>";
authenticate (user,group) {
database = "default";
method = "basic";
};
deny absolute (all) user != "UserA";
アクセス制御エントリが、管理サーバーに関連する ACL ファイル (gen*.https-admserv.acl) にある ip 属性を参照する場合は、次の手順 (1) と (2) を実行してください。
acl "https-admserv";
authenticate (user,group) {
database = "default";
method = "basic";
};
deny absolute (all) ip !=" ip_for_which_access_is_allowed ";
その例を次に示します。
acl "https-admserv";
authenticate (user,group) {
database = "default";
method = "basic";
};
deny absolute (all) ip !="205.217.243.119";
次の各プラットフォームに必要なパッチを示します。
Web Server 6.0 SP11 に付属しているものとは異なる JRE を使用している場合、または JDK を使用している場合は、追加のパッチが必要になることがあります。
Web Server の Solaris OE ユーザーには、次に示すパッチの適用をお勧めします。さらに、Sun の推奨するパッチリストの最新のパッチも適用する必要があります。Sun の推奨するパッチリストについては、http://sunsolve.sun.com/pubpatch を参照してください。パッチは、http://sunsolve.sun.com のサイトからダウンロードできます。
各パッチは、リストに示されたバージョンまたはそれ以降のバージョンを使用してください。たとえば、パッチ 111111-01 を必要とする場合、それ以降のバージョンの 111111-03 でも動作します。
Solaris 2.6 OE で Web Server 6.0 を実行する場合は、次のパッチが必要です。
Solaris 7 OE の場合は、最新の Solaris のパッチを使用します。
NFS ボリュームを使用する Solaris 8 OE ユーザーの場合、パッチ 108727-05 が必要です。
パッチは必要ありません。
CC 4.2 コンパイラを使用する場合は、次の Solaris 2.6 OE パッチの適用をお勧めします。
Web Server 6.0 では、次の HP-UX 11i のパッチが必要です。
General-Release Patch Bundles (XSWGR1100) に加えて、オペレーティングシステムのパッチ PHNE_23645 (HP UX11i、11.11 のみに適用可能な専用のパッチ) がインストールされている必要があります。
Java 1.2.2.07 のパッチリストについては、http://us-support.external.hp.com/ を参照してください。
最新のアップデートとメンテナンスパッチを含む、完全インストールの AIX を実行していることを確認してください。
米国では夏時間 (DST) が 3 月の第 2 日曜日に始まり
11 月の第 1 日曜日に終わるようになります。この変更により、オペレーティングシステムと JDK/JRE
の日付および時刻のルールに影響が及びます。
ログファイルに米国の時間帯の時刻が正しく記録され、
管理サーバーと Java Web アプリケーションがこの変更の影響を受けないようにする必要があるため、
次の手順を行うことをお勧めします。
1) 対応するオペレーティングシステムのパッチをダウンロードして使用します。
Solaris のパッチは
http://sunsolve.sun.com/search/document.do?assetkey=1-26-102775-1 からダウンロードできます。
その他のプラットフォームの場合は、オペレーティングシステムのベンダーの
Web サイトから同等の DST 対応パッチをダウンロードしてください。
2) JRE をアップグレードします。管理サーバーと Java Web
アプリケーションがこの変更の影響を受けないようにするには、JRE のアップグレードも必要です。
DST 変更用の修正がある適切な JRE をダウンロードして使用します。
付属の JRE 1.2.2 には、どのプラットフォームでの DST 対応
パッチも含まれていません。サポートされているプラットフォームに推奨される
JRE のバージョン次のとおりです。
Solaris: 1.4.2_13
Windows: 1.4.2_13
Linux: 1.4.2_13
HP-UX: 1.4.2_11
AIX: 1.3.1 SR 10
注: AIX のみ - Web Server 6.0 は AIX 4.3.3 上の JRE 1.4.x ではサポートされていません。
また、AIX 5.1 上の JRE 1.4.2.x でもサポートされていません。AIX 用にサポートされている DST
対応の JRE は、1.3.1 Service Release 10 です。
既知の問題: AIX 上の JRE 1.3.1 SR 10 は 2007 年の日付には対応していますが、
2006 年の特定の日付 (4 月 2日や 10 月 30 日) に対しては予期したとおりに動作しません。
2007 年以降にのみ適用可能な新しいルールが適用された結果が
表示されます。JRE 1.3.1_19 にはその他のプラットフォームでも同じ問題がありますが、
この問題はそれらのプラットフォーム上で保証された上記のバージョン (1.4.2.x) で解決されています。
Web Server 6.0 SP11 には、次のバージョンの JRE および JVM が付属しています。
表 3 JRE および JVM に関する情報
config/jvm12.conf の -Xrs フラグをコメントアウトして、スタックトレースを生成します。 JVMPI ベースのプロファイリングやデバッグ (hprof や dbx など) には、リファレンス実装を使用してください。 注: Solaris OE で JDK 1.3.1_03、JDK 1.4.0_01、JDK 1.4.0_02、および JDK 1.4.1_01 を実行するには、RqThrottle 値を指定する行の直後に次の行が含まれるように、magnus.conf ファイルを編集する必要があります。 JDK 1.3.1_03、JDK 1.4.0_01、JDK 1.4.0_02、JDK 1.4.1_01、1.4.2_04* *バイナリ互換の機能によりサポートされます。 |
||
Sun ONE Web Server 6.0 SP11 は、JDK1.2.2_10 および JDK 1.2.2_013 を使用して Sun Linux 5.0 で動作することが保証されています。 JDK 1.3.1_03、JDK 1.4.0_01、JDK 1.4.0_02、JDK 1.4.1_01 JDK 1.2.2_010、JDK 1.3.1_03、JDK 1.4.0_01、JDK 1.4.0_02、JDK 1.4.1_01 注: 最適なパフォーマンスを得るためには、JDK 1.3.1 を使用してください。 RED HAT LINUX ADVANCED SERVER 2.1 JDK 1.2.2_010、JDK 1.3.1、JDK 1.4.0_01、JDK 1.4.0_02、JDK 1.4.1_01、JDK 1.4.2_02 注: 上記の JDK は Sun JDK を指します。 |
||
JDK 1.2.2_010、JDK 1.3.1_03、JDK 1.4.0_01、JDK 1.4.0_02、JDK 1.4.1_01、JDK 1.4.2_02* *バイナリ互換の機能によりサポートされます。 |
||
Java version 1.2.2 Classic VM (J2RE 1.2.2 IBM build ca122-20001206 (JIT 対応: jitc)) |
JDK 1.3.1 (Developer Kit, Java 2 Technology Edition, Version 1.3.1, 32-bit version for POWER for AIX) |
|
Java version 1.2.2.10 HotSpot VM (1.0.1fcs, mixed mode, PA2.0 build 1.2.2.10-01/09/14-PA_RISC2.0) |
Sun ONE Web Server 6.0 SP11 のダウンロードには、Java Version 1.2.2.10 Classic VM も含まれています。 (build 1.2.2.10-01/09/14-PA_RISC2.0, native threads, HP) HotSpot VM の詳細については、http://www.hp.com/products1/unix/java/java2/sdkrte/downloads/license_sdk_1-2-2-10.html を参照してください。 JDK 1.3.1_02、JDK 1.4.0_01、JDK 1.4.0_02、JDK 1.4.2_02* *バイナリ互換の機能によりサポートされます。 |
http://java.sun.com/j2se/1.4.2/download.html
Solaris OE 用の JVM/JRE version 1.2.x の詳細については、http://www.sun.com/software/solaris/java/download.html を参照してください。
この節では、Web Server のインストール、アップグレード、および移行に関する情報を提供します。
注: Sun ONE Web Server の既存のインストールの上に Web Server 6.0 SP11 をインストールする場合、インストールによりアップグレードが自動的に検出され実行されます。
次 の表に、Web Server 6.0 SP11 でサポートされているプラットフォームを示します。Windows 2000 で Sun ONE Web Server 6.0 SP11 を稼動させるには、512M バイト以上のメモリーおよび 2G バイト以上のディスク容量が必要です。
表 4 Web Server 6.0 SP11 でサポートされているプラットフォーム
Windows 2000 SP4 (Server、Advanced Server、および Professional Edition の両方) |
||
*バイナリ互換の機能によりサポートされます。
**Web Server 6.0 では、以前の SPARC CPU はサポートされません。UltraSPARC アーキテクチャーは、Web Server 6.0 SP11 で引き続きサポートされています。
注: Red Hat Linux 7.2 以上で Web Server 6.0 SP11 を実行する場合、最適なパフォーマンスを得るためには、カーネル初期設定パラメータをチューニングしてからサーバーをインストールしてください。
iPlanet Web Server の 4.x を実行している場合は、Web Server 6.0 SP11 に移行するには、既存のサーバーを移行する必要があります。ただし、Web Server の 6.x を持っている場合は、Web Server 6.0 SP11 に直接アップグレードできます。
ここでは、次のリリースのサービスパックで解決された問題を紹介します。
この節では、Web Server 6.0 SP11 の解決済みの問題を示します。
管理 GUI は、「Monitor Web Server Statistics」オプションがオフの場合は、管理サーバーを監視しない。
この節では、Web Server 6.0 SP10 の解決済みの問題を示します。
ldapsession バインドおよび LDAP 検索の秒単位のタイムアウト値は、server_root/userdb/dbswitch.conf に設定できます。デフォルトでは、タイムアウトはありません。サンプルの dbswitch.conf は次のとおりです。
default:binddn cn=Directory Manager
default:encoded bindpw Odg4ODg4ODg=
default:timeout 60
この節では、Web Server 6.0 SP9 の解決済みの問題を示します。
この節では、Web Server 6.0 SP8 の解決済みの問題を示します。
uxwdog
プロセスがクラッシュする compat=5
オプションを指定してコードをコンパイルするときに例外が発生する問題この問題を解決するには、libCld.so を LD_PRELOAD にする必要があります。この場合、該当のインスタンスの起動スクリプトに、次の行を追加します。
LD_PRELOAD=${SERVER_ROOT}/bin/https/lib/libCld.so; export LD_PRELOAD
Web Server がインストールされているディレクトリと置き換えて、サーバーを再起動します。
jvm.trace=7
で例外の詳細がクライアントブラウザに送信されない getContextPath()
呼び出しがデフォルトのルートコンテキストのサーブレット 2.2 仕様に違反する *
を使用できる htconvert
で、ワイルドカードパターンを正しく変換しない SSLCacheEntries
、SSLSessionTimeout
、および SSL3SessionTimeout
が負の値を受け入れる htconvert
perl スクリプトが obj.conf
および document-root
パスを適切に構文解析しない KeepAliveTimeout
、MaxKeepAliveConnection
、および KeepAliveThreads
エラー obj.conf
処理の変更サーブレットにはじめてアクセスすると、そのサーブレットは ServletByExtNameTrans によって処理されます。ただし、以降の要求は servlet NameTrans を経由します。
<Object name="default">
NameTrans from="/*" fn="assign-name" name="WSL-Protect"
NameTrans fn="NSServletNameTrans" name="servlet"
NameTrans fn="pfx2dir" from="/servlet" dir="/space/iws/41sp11/docs/servlet" name="ServletByExt"
==================== access /servlet/TestRequestObject
[09/Dec/2002:09:04:18] info (22539): for host 129.158.224.47 trying to GET /servlet/TestRequestObject,
printer reports: printing location : I am in ServletByExt
[09/Dec/2002:09:04:18] info (22539): for host 129.158.224.47 trying to GET /servlet/TestRequestObject,
printer reports: printing location : I am in WSL-Protect
[09/Dec/2002:09:04:18] info (22539): Internal Info: loading servlet /servlet/TestRequestObject
[09/Dec/2002:09:04:18] info (22539): /servlet/TestRequestObject: init
==================== shift + reload /servlet/TestRequestObject
[09/Dec/2002:09:04:27] info (22539): for host 129.158.224.47 trying to GET /servlet/TestRequestObject,
printer reports: printing location : I am in servlet
[09/Dec/2002:09:04:27] info (22539): for host 129.158.224.47 trying to GET /servlet/TestRequestObject,
printer reports: printing location : I am in WSL-Protect
NameTrans fn="pfx2dir" from="/servlet" ... name="ServletByExt"
これは、次のコードの前に指定します。
NameTrans fn="NSServletNameTrans" name="servlet"
この節では、Web Server 6.0 SP7 の解決済みの問題を示します。
Web Server で使用される SSL プロトコルの実装で識別された問題で、サービス拒否攻撃の対象になる可能性があります。この問題は、Web Server 6.0 SP7 で修正されています。Web Server を使用して SSL version 3 または TLS を使用するサイトをホストする場合は、このサービスパックのインストールを強くお勧めします。
Sun ONE Web Server のエラーページはカスタマイズ可能であり、WEB-INF/web.xml ファイルに設定することもあります。前のバージョンの Web Server では、カスタマイズしたエラーページを呼び出すと、ファイルが見つからないというエラーが発生することがありました。Web Server 6.0 SP7 では、この問題は修正されています。
Web Server 6.0 SP7 では、IP ベースのアクセス制御に関連する問題が修正されています。サーバーインスタンスでの IP ベースのアクセス制御の有効化では、追加の設定手順は必要ありません。ただし、分散管理を使用する場合は、追加の設定タスクが必要になることがあります。 実行する必要があるタスクの詳細については、「分散管理によるアクセス制御のセキュリティー保護」を参照してください。
この節では、Web Server 6.0 SP6 の解決済みの問題を示します。
accept-language ヘッダーに 22 を超える言語タグエントリを追加すると、Web サーバーで HTTP 400 エラーメッセージが生成されます。
Web Server を、パッチ ID 111297-01 (SunOS 5.8: /usr/lib/libsendfile.so.1 パッチ) がインストールされている Solaris 8 OE、または Solaris 9 OE のいずれかで実行している場合、ns-httpd プロセスはサーバーが再起動されるまでファイルを保持し続けます。これを回避するには、次のように、nsfc.conf ファイルの TransmitFile パラメータの値を false に設定します。
TransmitFile=false
ACL_LDAPSessionAllocate メソッドは、前回のリリースの Web Server では機能しませんでした。この問題は Web Server 6.0 SP6 で解決されています。また、ACL_LDAPSessionAllocate メソッドの dbname パラメータは、server.xml ファイルの USERDB 要素の id 属性に対応しています。詳細については、install-dir/plugins/nsacl/api-notes.html ファイルを参照してください。
使用される NSS のバージョンが原因で、前回のリリースの Web Server では DN 属性のシリアル番号は認識されていませんでした。Web Server 6.0 SP9 では NSS version 3.3.4.5 を使用します。
Sun ONE Web Server でのダイジェスト認証の問題を解決するには、Sun ONE Directory Server 5.1 SP1 を使用していることを確認してください。
Sun ONE Web Server では、共有 ClassCache ディレクトリの使用はサポートされていません。ClassCache ディレクトリを含む各インスタンスディレクトリは、ローカルファイルシステム上に作成する必要があり、NFS ボリューム上には作成できません。
Sun ONE Web Server でのダイジェスト認証の問題を解決するには、Sun ONE Directory Server 5.1 SP1 を使用していることを確認してください。
Sun ONE Web Server でのダイジェスト認証の問題を解決するには、Sun ONE Directory Server 5.1 SP1 を使用していることを確認してください。
Sun ONE Web Server でのダイジェスト認証の問題を解決するには、Sun ONE Directory Server 5.1 SP1 を使用していることを確認してください。
Sun ONE Web Server でのダイジェスト認証の問題を解決するには、Sun ONE Directory Server 5.1 SP1 を使用していることを確認してください。
Sun ONE Web Server でのダイジェスト認証の問題を解決するには、Sun ONE Directory Server 5.1 SP1 を使用していることを確認してください。
Sun ONE Web Server でのダイジェスト認証の問題を解決するには、Sun ONE Directory Server 5.1 SP1 を使用していることを確認してください。
このアップグレードは、CBC モードのブロック符号化方式について Vaudenay Timing Attack で報告されている問題を修正します。
この節では、Web Server 6.0 SP5 の解決済みの問題を示します。
ブラウザが JRE 1.3 以上に対応する Java プラグイン (Netscape Navigator™ 6.0 以上、または JRE 1.3 以上で設定された Internet Explorer) を使用してアプレットを実行する場合は、アプレットにアクセスすると、ブラウザからユーザー名とパスワードの入力が求められます。これは、JRE 1.3 以上で実行される余分なセキュリティーチェックによるものです。
Windows で version 6.x の Netscape Navigator ブラウザを実行している場合は、「アクセスを制限」ページを使用して特定の操作を実行するとブラウザがクラッシュすることがあります。version 7.x の Netscape Navigator ブラウザでは、このようなことは起こりません。この問題は、『Release Notes for Netscape 6 Review Release 1』で詳しく説明されているブラウザ関連の問題によるものです。
Web Server 6.0 SP5 は、WebDAV クライアントで使用されるカスタムメソッドをサポートしています。OPTIONS メソッドによる問題の場合は、次のように、obj.conf ファイルを編集して Service 指令に method="*" を設定します。
Service method="*" fn="NSServletService"
または
Service method="*" fn="NSServletService" servlet=<servletname>
これを適用できるのは Web アプリケーションの場合のみであり、従来のサーブレットの場合は適用できません。
Web Server 6.0 SP5 では、ClassLoader は、getResources 関数へのクライアント呼び出しがリソースの使用可能なすべての URL を返すように変更されています。
Web Server 6.0 SP5 では、追加のパラメータ content-type が #config 指令の SHTML タグに追加されています。#config 指令を設定することによって、.shtml ファイルが返す content-type を指定できるようになっています。その例を次に示します。
<!--#config content-type="text/vnd.wap.wml"-->
Web Server 6.0 SP5 では、リダイレクトのために「/」を使用した場合の URL 転送の問題は解決されています。
SSL を使ってセキュリティー保護されたサーバー上で Web Server 6.0 SP5 を実行している場合、サーバーを起動できるのは、ローカルシステムアカウント (管理者) 権限を持つユーザーとしてログインした場合のみです。
Web Server 6.0 SP5 では、Web アプリケーションの場合、web-apps.xml ファイルを編集して、構成パラメータ redirect-to-absolute-url の値を true または false のいずれかに設定できます。値を true に設定すると、応答ヘッダーの location パラメータの URI に絶対パスが追加されます。その例を次に示します。
<config-param>
<param-name>redirect-to-absolute-url</param-name>
<param-value>true</param-value>
</config-param>
この修正は従来のサーブレットには適用されません。
Web Server 6.0 SP5 では、この問題は、Internet Explorer 5.0 SP2、および Internet Explorer 5.5 以上では解決されています。
この問題は Web Server 6.0 SP5 では解決されています。詳細については、「magnus.conf の指令の改良」を参照してください。
Web Server 6.0 SP5 では、config/jvm12.conf ファイルを編集して jvm.option の値を次のように設定することで、bootclasspath 設定を変更できます。
その例を次に示します。
ここで、<path...> は、start-jvm のランタイムクラスパスをオーバーライドするパスを指定します。
ここで、<path...> は、start-jvm のランタイムクラスパスまたは (1) でオーバーライドされた bootclasspath に先行するパスを指定します。
ここで、<path...> は、start-jvm のランタイムクラスパスまたは (1) でオーバーライドされた bootclasspath に追加するパスを指定します。
jvm.option=-Xbootclasspath:<path...>
指定しない場合、デフォルトでは start-jvm 内のランタイムクラスパスがとられます。
jvm.option=-Xbootclasspath/p:<path...>
jvm.option=-Xbootclasspath/a:<path...>
Sun ONE Web Server では、IOTimeout 指令として記載されていた機能は magnus.conf 指令 AcceptTimeout によって実行されます。詳細については、「マニュアルの訂正事項」の節の注を参照してください。
定義された範囲内でグループ ID が重複していると、グループが ACL に指定されている場合に内部エラーが記録されることがありました。
Administration Server と cron デーモンを適切に機能させるには、cron ベースのログのローテーションのルートとして実行する必要があります。
Web Server 6.0 SP5 では、Directory Server のユーザーに対するこの認証関連のセキュリティーの問題は解決されています。
この節では、Web Server 6.0 SP4 の解決済みの問題を示します。
Web Server 6.0 SP4 では、URL またはパターンファイルのパス内で検索パターン「..」を使用することはできません。
チャンクエンコーディングを含むバッファーオーバーフローによるセキュリティー上の問題は、Web Server 6.0 SP4 では解決されています。
この節では、Web Server 6.0 SP3 の解決済みの問題を示します。
この実行時エラーメッセージは、Internet Explorer 5.5 に特有のものでした。現在はダウンロードできなくなっています。IE 5.5 Service Pack 2 その他のバージョンの Internet Explorer では表示されません。
Web Server 6.0 SP3 では、サーバーレベルでアクセス制御が無効になっている場合でも、仮想サーバーはどのクラスの下にあっても正常に機能します。
Web Server 6.0 SP3 では、CA 証明書が適切にインストールされていれば、SSL 経由の LDAP で分散管理機能を円滑に使用できます。CA 証明書のインストールの詳細については、『iPlanet Web Server, Enterprise Edition 管理者ガイド』を参照してください。
Web Server 6.0 SP3 では、SSL が適用されているクラスタにサーバーを追加することができます。
Web Server 6.0 SP3 では、SSL を使用するサーバーの現在のアクティビティーを正確に監視することができます。
Web Server 6.0 SP3 では、server-id/config/web-apps.xml ファイル内の構成パラメータ use-responseCT-for-headers を yes、true、または on のいずれかの値に設定することによって、応答ヘッダーエンコーディングを web-app レベルまたは仮想サーバーレベルのいずれかで使用できます。web-app の設定は、仮想サーバーレベルの設定をオーバーライドします。
次の例では、パラメータ値を false に設定することによって、web-app レベルで応答ヘッダーエンコーディングが無効になっています。
<vs>
™ <config-param>
™ ™ <param-name>use-responseCT-for-headers</param-name>
™ ™ <param-value>on</param-value>
™ </config-param>
<web-app uri="/jakarta" dir="/export/home/ramach/Rtm1026/ns/server/work/B1/Sun
OS5.6_DBG.OBJ/docs/jakarta" enable="true">
™ <config-param>
™ ™ <param-name>use-responseCT-for-headers</param-name>
™ ™ <param-value>false</param-value>
™ </config-param>
</web-app>
</vs>
注: 従来のサーブレットを使用している場合に応答ヘッダーエンコーディングを有効にするには、server-id/config/context.properties ファイル内のパラメータ context.global.use-responseCT-for-headers の値を true に設定します。この機能を無効にするには、このパラメータの値を false に設定します。
ブ ラウザの問題により、Solaris 2.8 上の Netscape ブラウザの version 4.7 以上で韓国語の文字セットを使用すると、「File Save」ダイアログボックスに文字が正しく表示されません。バグは Netscape Communications Corporation のファイルに保存されています。
このリリースでは、server-id/config/obj.conf ファイル内の関数 index-common 内の urlencoding パラメータの値を off に設定すると、エンコードしたディレクトリのインデックスのリストが有効になります。その例を次に示します。
Service method=(GET|HEAD) type=magnus-internal/directory fn=index-common urlencoding="off"
Sun ONE Web Server インストールを SSL LDAP サーバーを使用するように構成している場合は、少なくとも次の 1 つがあることを確認する必要があります。
Web Server 6.0 SP3 では、バインドエラーの際、LDAP バインドエラーメッセージが表示されます。
Web Server 6.0 SP3 では、『iPlanet Web Server, Enterprise Edition NSAPI プログラマーズガイド』に、通常の要求処理プロセスの変更の原因となる条件について説明している「関数フローに対する変更」というタイトルの新しい節があります。また、データ構造に関する付録では、request データ構造に関する節が更新されています。
Web Server 6.0 SP3 では、Web アプリケーションと関連付けられた web-apps ファイルの名前を指定しない場合に Web アプリケーションを削除すると、対応する web-apps ファイルが自動的に削除され、それに関連付けられた server.xml ファイル内のエントリが削除されます。ただし、削除する前に、削除したいアプリケーションと関連付けられた web-apps ファイルを参照するサーバーインスタンスがほかにないことを確認する必要があります。
Web Server 6.0 SP3 では、.htaccess ファイル内で require 指令の数が 50 を超える場合、または allow または deny 指令の下のエントリの数が 50 を超える場合、それ以降のエントリは無視され、サーバールートディレクトリ内の https-server_name/logs/errors にあるエラーログファイルにエラーが記録されます。
Web Server 6.0 SP3 では、jvm.verboseMode パラメータに指定できる値は、gc、class、および jni です。デフォルトは gc です。パラメータ値は大文字と小文字が区別されることに注意してください。
Web Server 6.0 SP3 が複数バイト文字セットを使って Windows システム上で稼動している場合、URI を指定するときは、URI のパスのコンポーネント (つまり、パス、ファイル名、およびパス情報。ただし、照会を含まない) が 257 バイト以下になるようにしてください。
たとえば、URI /cgi-bin/printenv.pl/foo/bar?name=value 内では、リソースへのパス (/cgi-bin/printenv.pl) とパス情報 (/foo/bar) を合わせて 257 バイトを超えないようにする必要があります。
Web Server 6.0 SP3 では、デフォルトでパラメータ jvm.stickyAttach が jvm12.conf ファイル内で 1 に設定され、メモリーフットプリント成長が制御されます。
Web Server 6.0 SP3 は、堅牢かつセキュリティー保護された SNMP トラップ処理および要求処理をサポートするよう拡張されました。詳細については、以下の Cert Advisory 番号を参照してください。
CA-2002-03: SNMP (Simple Network Management Protocol) の多数の実装にある複数の脆弱性
検索機能のバッファーオーバーフローの問題は、Web Server 6.0 SP3 で解決されました。
この節では、Web Server 6.0 SP2 の解決済みの問題を示します。
Web Server 6.0 SP2 では、負荷が非常に小さいときの待ち時間は短縮され、負荷が非常に大きいときのスループットが増大されました。詳細については、『iPlanet Web Server, Enterprise Edition Version 6.0SP2 リリースノート』を参照してください。
Web Server 6.0 SP2 では、<Client> タグを obj.conf ファイルで使用することによって、特定のブラウザの動作をカスタマイズできます。たとえば次の obj.conf 指令は、ユーザーが Microsoft Internet Explorer (MSIE) ブラウザを使用しているかどうかに基づき、さまざまなコンテンツを処理するように Web Server に指示します。
<Client browser="*MSIE*">
NameTrans fn="document-root" root="$docroot/MSIE"
</Client>
NameTrans fn="document-root" root="$docroot"
Microsoft Internet Explorer (MSIE) による SSL version 3 (SSLv3) と Transport Layer Security (TLS) のキープアライブ接続の取り扱い方のために、Web Server のような Microsoft 製以外の Web サーバーとの間で相互運用性問題が発生します。SSL (https://) 接続を通して Web サーバーにアクセスすると、エラーメッセージやブランクページを Internet Explorer が表示することがあります。
Web Server 6.0 SP2 には、この問題を解決するためとして新しい機能が導入されています。次の 2 つの方法が可能です。
AuthTrans fn="match-browser" browser="*MSIE*" ssl-unclean-shutdown="true"
このコードは、MSIE ブラウザから SSLv3 接続を閉じるときに close_notify アラートを送信しないようにサーバーに指示します。close_notify パケットは SSLv3 と TLS の仕様では必要な要素ですが、MSIE はこのパケットを正しく解釈しません。
close_notify パケットは、接続が閉じられつつあることをトランザクションの相手に通知することを目的として SSLv3 と TLS の接続で使用されます。Web Server に close_notify パケットを送信しないように指示すると、MSIE がトランケーション攻撃にさらされる可能性があります。
AuthTrans fn="match-browser" browser="*MSIE*" keep-alive="disabled"
このコードは、Internet Explorer ブラウザに対するキープアライブ接続を無効にするようサーバーに指示します。キープアライブ接続を無効にすると、サーバーのパフォーマンスが劣化するおそれがあります。
この節では、Web Server 6.0 SP1 の解決済みの問題を示します。
以前のバージョンのサーバーでは、ブラウザを別の場所にリダイレクトする CGI プログラムを、URL (http://server/index.html など) または絶対 URI (/index.html など) で指定する必要がありました。SP1 以降は、index.html のような相対 URI も使用可能です。
SP1 以前は、サーバーが要求の処理に使用した時間を記録する手段がありませんでした。SP1 では、新しいフレックスログ形式の変数 %duration% が追加されています。%duration% は、サーバーが要求の処理に使用した時間をミリ秒単位で記録します。%duration% を使用するためには、サーバーインスタンスの統計情報を有効にする必要があります。統計情報を有効にする方法については、『iPlanet Web Server, Enterprise Edition 管理者ガイド』を参照してください。ログファイル形式の詳細については、『iPlanet Web Server, Enterprise Edition NSAPI プログラマーズガイド』および『iPlanet Web Server, Enterprise Edition 管理者ガイド』を参照してください。
SP1 以前は、キープアライブサブシステムがいっぱいになった場合に記録する手段がありませんでした。SP1 では、キープアライブサブシステムがいっぱいになったために接続がキープアライブサブシステムに追加されなかった回数をサーバーが記録します。この情報は、.perf 出力に KeepAliveRefusals として示されます。.perf の詳細については、『iPlanet Web Server 6.0 Performance Tuning, Sizing, and Scaling Guide』を参照してください。
SP1 以前は、JSP ページや SHTML ページなどの任意のサーバーリソースは、エラーページに使用することができませんでした。SP1 では、send-error エラー SAF に uri パラメータが追加されています。 uri は、エラーが発生したときに使用するリソースの URI を指定します。
obj.conf 内の次の 2 行を参照してください。
Error fn="send-error" reason="Not Found" uri="/notfound.jsp" path="/usr/iplanet/servers/docs/notfound.html"
最初の行は、存在しない URI をクライアントが要求した場合に、そのクライアントが /notfound.jsp を要求したものとして send-error が動作するように指示します。/notfound.jsp へのアクセス時にエラーが発生すると、/usr/iplanet/servers/docs/notfound.html の HTML ファイルが代わりに表示されます。send-error エラー SAF の詳細については、『iPlanet Web Server, Enterprise Edition NSAPI プログラマーズガイド』を参照してください。
この節では、既知の問題を示します。情報は、次の項目に分類されています。
Web Server 4.1 をインストールする際に、オプション 1、2、および 8 を指定すると、つまり Java サポートを選択しないと、jvm12.conf、rules.properties、および servlets.properties ファイルは作成されません。
このインスタンスを Web Server 6.0 に移行すると、移行したサーバーもこれらのファイルを取得しません。Web Server 6.0 はこのような Java サポートなしの構成をサポートしていません。
Java なしで Web Server 4.1 をインストールしてから Web Server 6.0 に移行する場合は、3 つのファイル (jvm12.conf、rules.properties、および servlets.properties) を、Web Server 60 インスタンスから移行したサーバーにコピーします。
DBM のメモリー内キャッシュが可能な最大サイズに達すると、NSS からエラーが記録されます。このような動作になると、DBM はメモリー空間を拡大するために一時ファイルを作成しようとします。一時ファイルの作成に失敗すると、次のエラーを記録し始めます。
[11/Dec/2003:10:52:54]
failure (20073): Error receiving connection (SEC_ERROR_BAD_DATABASE -
Problem using certificate or key database)
[11/Dec/2003:10:52:54]
failure (20073): Error receiving connection (SEC_ERROR_BAD_DATABASE -
Problem using certificate or key database)
[11/Dec/2003:10:52:54]
failure (20073): Error receiving connection (SEC_ERROR_BAD_DATABASE -
Problem using certificate or key database)
このようにして、SEC_ERROR_BAD_DATABASE
エラーが発生します。
Web Server ユーザーが書き込み可能なファイルシステム (ディレクトリ) を指すように、Web Server の起動スクリプトで $TMP を設定します。
『Sun ONE Web Server 6.1 管理者ガイド』によれば、インデックスを含まないディレクトリからディレクトリのリストを取得するために list 権限が必要になります。しかし、適切な ACL によって list 権限が拒否された場合でも、ディレクトリのリストを取得できます。このため、ディレクトリのインデックス作成を制限する必要がある場合は、list 権限を拒否するだけでなく、『管理者ガイド』の「コンテンツ管理」の章で説明されている方法でインデックス作成も無効にすることをお勧めします。
アクセス制御アプレットは、Mac OS 上のブラウザでは動作しません。これは、Java メソッドで JavaScript™ メソッドから呼び出すことができる LiveConnect 機能が、サポートされていないためです。これは、Mac OS に付属しているブラウザプラグインに固有の問題によるものです。管理サーバーのユーザーインタフェースを使用してアクセスの制限操作を実行するには、別の プラットフォーム上のブラウザを使用する必要があります。
Netscape Enterprise Web Server 3.6 から Sun ONE Web Server 6.x への証明書の移行はサポートされていません。
install-dir/plugins/search/common/style/pdf/style.ddd ファイルを次のように編集します。
国際文字エンコーディングを定義する Web Server ファイルの名前は、JDK 1.4 では i18n.jar です。しかし、このファイルには charsets.jar という名前が付けられています。このような不一致があるため、正しいファイルの Web リソースの文字エンコーディングを解決できません。
<install-dir>/https-admserv/start-jvm ディレクトリにあるファイル i18n.jar の名前を charsets.jar に変更してから、サーバーを再起動します。
Web Server 6.0 SP5 に付属している server-id/https-admserv/start-jvm ファイルを使用して、JVM 環境設定を行うことができます。サーバーは、server-id/https-admserv ディレクトリにあるファイルのうち、名前が start- で始まるファイルが構成ファイルと見なします。そのため、カスタム構成アクティビティーの場合は、ファイル名を start- で始めるようにすることで、server-id/https-admserv ディレクトリに構成ファイルを追加できます。
perfdump を有効にするには、.perf Nametrans 指令がデフォルトオブジェクトの document-root Nametrans 指令の前に指定されていることを確認してください。その例を次に示します。
NameTrans fn=assign-name from="/.perf" name="perf"
NameTrans fn=document-root root=/usr/server1/docs
Web Server 6.0 SP5 では、バイナリデータを読み取る NSAPI プログラムを作成する際に netbuf_getc 関数を使用すると、ネットワークエラーの発生時に重大なパフォーマンスのオーバーヘッドが発生することがあります。バイナリデータの読み取りには、代わりに netbuf_getbytes 関数を使用できます。
構文:
NSAPI_PUBLIC int netbuf_getbytes(netbuf *buf, char *buffer, int size)
戻り値:
ネットワークバッファーから読み取られた合計バイト数。エラーが発生した場合は、NETBUF_EOF または NETBUF_ERROR が返されます。
パラメータ:
netbuf *buf: バイトの取得元のネットワークバッファー
char *buffer: バイトの取得元の文字配列
int size: 文字配列の初期サイズ
Web Server 6.0 SP5 では、コマンド行で reconfig コマンドを実行することで、または管理サーバーから「Load Configuration」オプションを適用することでサーバーを動的に再構成すると、コンソールに追加の情報メッセージが表示されます。これらのメッセージはプレフィックス info: で識別され、無視しても問題ありません。
Sun ONE Web Server で CSS (Cisco Content Services Switch) を使用しているときに、CSS の スティッキービット設定の値がオンに設定されている場合は、定期的にエラーログに次のエラーが記録されます。
failure ( 2210): Error accepting connection -5928, oserr=130 (Connect aborted)
この原因は Sun ONE Web Server の欠陥によるものではなく、CSS のスティッキービットの設定によるものです。エラーの記録を回避するには、CSS のスティッキービットの値をオフに設定してください。
Web Server 6.0 SP5 では、新しいドキュメントルートディレクトリのインデックス作成の際は、管理サーバーで「<server instance」> 「Virtual Server Class」>「Default Class」>「Content Mgmt」>「Additional Document Directories」に移動して、新しいディレクトリのマッピングを作成します。これで、新しいディレクトリが「Search」>「New Collection」ディレクトリのインデックスオプションに表示されます。
分散管理を有効にする前に、ローカルのスーパーユーザーの名前とパスワード (インストール時に指定したユーザー名とパスワード) を持つユーザーを作成し、そのユーザーを分散管理グループに追加します。
Web アプリケーションを導入する際に予約されている URI を使用しないでください。/search は予約されている URI であるため、導入用の URI として使用しないでください。予約されている URI のリストについては、『iPlanet Web Server, Enterprise Edition NSAPI プログラマーズガイド』の obj.conf ファイル指令を参照してください。
スタックサイズの要件は JDK のバージョンによって異なります。使用している JDK のバージョンが Web Server 6.0 SP5 に付属しているデフォルトの JDK とは異なる場合は、スタックオーバーフローの問題が発生することがあります。このような場合は、server-id/config/magnus.conf ファイル内の StackSize 指令を編集して、要求処理スレッドのスタックサイズを変更してください。JDK 1.2.2 (Solaris の場合) および JDK 1.3.1 のスタックサイズの制限は次のとおりです。
デフォルトの cookie のエンコーディングを回避するには、server-root/server-instanceconfig/contexts.properties ファイル内の context.global.enableCookieEncoding プロパティーの値を false に変更します。
root 以外のユーザー ID を使って管理サーバーを実行する必要がある場合は、同じユーザー ID を使ってセットアップを実行してください。
ログインの際は、ユーザー名にスペースを入れないようにしてください。スペースを入れると、認証の試行が失敗し、サーバーの /logs/errors ファイルにエラーが記録されます。
仮想サーバークラスの作成で、新しい任意パラメータ acptlang が追加されています。サーバーで accept language ヘッダーの構文解析を有効にするには、コマンド行に [-acptlang] を追加する必要があります。このパラメータを追加しない場合、デフォルトでは「off」になります。
SP1 では、set-user-ID-on-execute (suid) Cgistub で、root が所有するプログラムを root 以外のユーザーが実行することはできません。この変更により、suid Cgistub システムのセキュリティーを強化しています。
SP1 以前の機能を必要とする場合は、root としてログインし、コマンド行から次の手順を実行して、サーバールート server_root のインスタンス https-instance の suid Cgistub を変更する必要があります。
cd server_root/https-instance
./stop
cd private
chmod 700
./Cgistub -s "trusted_uid 0"
chmod 500
cd ..
./start
1 つのクラスに 1000 以上のソフトウェア仮想サーバーを追加すると、「Class Manager Members」ページの読み込みが遅くなります。
リモートマシンの管理を要求するクラスタのマスターが clxfer を実行することによってファイルが転送されます。リモートマシンの clxfer プロセスにより、マスターはファイルを転送するように要求され、マスターは clxfer を実行してそのファイルを返します。マスターは、要求からリモートマシンのホスト名を受け取り、/cluster/hostname/instance-names で、必要なファイルを見つけます。たとえば、charis という名前のリモートマシンを charis.india.sun.com という名前のクラスタに追加した場合、charis をホスト名とする要求ヘッダーは、cluster/charis でそのファイルを見つけることができません。このエラーのために、リモートマシンは 0 (ゼロ) バイトのファイルを受け取ります。
すべてのマシンにフルネームを設定します。そのためには、リモートマシンで、「コントロールパネル」>「システムネットワーク ID」>「プロパティ」の項目に移動します。マスターマシンと一致するプライマリ DNS サフィックスを入力します。
Init fn="load-modules" funcs="my-plugin" shlib="myplugin.so"
shlib_flags="(default|parent|group)"
これにより、プラグインは専用のダイナミックリンクグループに配置されます。この場合、そのプラグインのリンク時の共有オブジェクト依存もすべて明示的に指定する必要があります。たとえば、プラグインの CC コマンド行は次のようになります。
CC -G -lCrun -lm -DXP_UNIX -I/usr/iplanet/servers/plugins/include
-o myplugin.so myplugin.cpp
以下は、NSAPI プラグインの開発者と、iWS 6.0 での動作が保証されていない他社製 NSAPI プラグインのユーザーに関わる問題です。
NSAPI conf_getglobals() 関数または nsapi.h ヘッダーファイルでは、iWS 6.0 の NSAPI Init 関数内で conf_getglobals() を参照する各種マクロを使用することはお勧めできません。conf_getglobals() は、単一の仮想サーバーのプロパティーのみを返すことができます。iWS 6.0 では、単一の Web サーバーで、ポート、ホスト名、セキュリティーなどのプロパティーを個別に定義した、多数の仮想サーバーを使用する場合があります。また、iWS 6.0 の仮想サーバーの構成は、時間の経過につれて動的に変化させることもできます。そのため、プラグインは、NSAPI Init の実行時にサーバー構成情報の取得および保存は行わず、サーバー構成情報が実際に必要な場合 (動的な Web ページでリンクを構築する場合など) は、要求の処理時に一時的な方法で構成情報を取得します。
iWS 6.0 の init 処理中に呼び出されたときの conf_getglobals() は、デフォルト時には Vport、Vaddr、Vserver_hostname、Vsecurity_active、Vssl3_active、Vssl2_active、 および Vsecure_auth のフィールドがデフォルト値 (0、NULL など) で初期化されたままにします。Init 関数で、これらのグローバルフィールドの値に依存する場合にエラーチェックを行わないと、障害が発生して Web サーバーを呼び出すことができないことがあります。また、NULL 値が保存され、後で別のプラグイン関数で再使用される場合は、再使用時に障害が発生することがあります。
現在、Init 関数で conf_getglobals() を呼び出している場合は、コードを修正して、このような障害の可能性のある呼び出しを除外する必要があります。これにより、複数の仮想サーバーが存在する場合に、iWS 6.0 のプラグインを正しく動作させることができます。conf_getglobals() NSAPI 関数は、NSAPI 要求処理フェーズ (NSAPI AuthTrans、NameTrans、Service、またはその他の NSAPI 要求処理フェーズ) で呼び出された場合、その要求が作成された接続および仮想サーバーに応じた適正な値のみを返します。
iWS 6.0 では、この問題の影響を受ける旧バージョンのプラグインに対応する互換モードがサポートされています。ユーザーセクションで説明したように、NSAPI Init 関数は、LateInit としてマークされている必要があります。LateInit init 関数から呼び出された場合、conf_getglobals() は、旧バージョンの待機ソケットのデフォルト接続グループのデフォルト仮想サーバーのプロパティーを返します。新しい XML 構成の属性に関しては、conf_getglobals() が、SERVER の legacyls の defaultgroup の defaultvs 属性を返します。この場合、サーバーには単一の仮想サーバーのみを定義して、サーバーとプラグインの動作を一致させることをお勧めします。
プラグインのベンダーが、その Init 関数を iWS 6.0 で使用できることを保証しておらず、その関数に、1 で説明したプログラミング上の問題の影響が見られる場合、次の条件が該当するときは問題を回避できることがあります。
上記の条件に該当する場合、その Init 関数は、単一の仮想サーバーのみが存在し、この問題が発生しない、以前のリリースの iWS と互換性のある NSAPI コンテキストで実行できます。
magnus.conf TempDir 指令では、サーバーが正しく動作するためには、TempDir ディレクトリがローカルファイルシステム上に置かれている必要があります。TempDir ディレクトリが NFS マウント上にあると、サーバーは正しく動作しないことがあります。
Web ブラウザに Micosoft の Internet Explorer を使用する場合、version 5.0 は、エンドユーザーだけが使用できます。管理者が、Sun ONE Web Server Administration Server の構成に加えた変更を保存するには、Internet Explorer Version 5.5 を使用する必要があります。
「Edit Listen Sockets Groups」ページから「Connection Group Settings」の値を編集して、「OK」ボタンをクリックすると、サーバーが更新されます。この後、「Edit Listen Sockets」ページに移動して、「Security」の値を Off から On にするなど、別のプロパティーを変更して「OK」をクリックすると、「Please refresh your screen, data update by another user」というエラーメッセージが表示されることがあります。その場合、「Security」の値は変更されません。
「Edit Listen Sockets Groups」ページのプロパティーを変更した後に「Edit Listen Sockets」ページのプロパティーを変更する場合は、「OK」ボタンを 2 回クリックすると変更が有効になります。
管理操作によって magnus.conf に検索機能を有効にするなどの変更を加えると、「Load Configuration Files」ボタンを使用できなくなります。
「Apply Changes」ボタンを使用して、magnus.conf に適用された変更を読み込みます。
証明書をインストールして「OK」をクリックすると、「Add Certificate」ページ (または「Replace Certificate」ページ) が表示されます。このページの「Help」リンクをクリックすると、「Add Other Certificate」ページではなく、「Add Certificate Revocation List」ページが表示されます。
「add CRL/CKL」リンクから、CKL ファイルを選択して「ADD Compromised Key List」ページを表示できます。このページの「Help」ボタンが、CRL ページのヘルプにリンクされています。
「Add CRL」のヘルプが表示されるまで、ヘルプウィンドウをスクロールダウンします。
この問題の発生状況にはばらつきがありますが、今後のリリースで対処する予定です。
デフォルトの場合に POST メソッドを使用できる対象は、静的コンテンツです。
Web アプリケーションを 1 つだけ配備していて、その URI を編集する場合、その URI を空白にすることはできません。
minHeapSize を 3.5 M に設定し、maxHeapSize を 64 M に設定します。
コマンド行ツールの wdeploy および HttpServerAdmin を使用するときは、次のエラーメッセージは無視してください。“A nonfatal internal JIT (3.10.107(x)) error 'Relocation error: NULL relocation target' has occurred in: 'org/apache/crimson/parser/Parser2.maybeComment (Z)Z': Interpreting method. Please report this error in detail to: http://java.sun.com/cgi-bin/bugreport.cgi.
Version 6.0 SP1 のリリースの Web Server は、JDK 1.3.1 をサポートしています。Solaris 8 の Java アプリケーションでは /usr/lib/lwp のスレッドを使用します。ほとんどの JVM およびヒープ調整はアプリケーションに固有のものです。
jvm.option=-XX:MaxNewSize=512m
jvm.option=-XX:NewSize=512m
これらのフラグの詳細については、次のサイトを参照してください。
http://java.sun.com/docs/hotspot/VMOptions.html
http://java.sun.com/docs/hotspot/gc/
GC 調整フラグのいくつかは、JDK1.2.2_07 でも使用できます。
JDK 1.3.1 のデバッギングマニュアルを参照してください。
デバッグを行うには、JRE の代わりに JDK を使用するように Web Server 6.0 SP5 を構成する必要があります。
UNIX プラットフォームの場合のみ、https-admserv ディレクトリの start-jvm スクリプトに次の変更を加えます。
jdb -attach <port>
例: jdb -attach 5000
これで、サーブレットまたは JSP をデバッグできます。
Solaris では、不正な JSP 構文などの JSP コンパイルエラーによってメモリー (ヒープメモリー) が増大します。
コンパイル前の JSP をオフラインにしてコンパイルエラーを見つけます。また、その JSP のコンパイルエラーメッセージがエラーログに記録されている場合は、問題の JSP を削除します。
HP-UX オペレーティングシステムには、ファイルアクセス用に 2 つのキャッシュ領域「ページキャッシュ」および「バッファーキャッシュ」があります。通常は、アプリケーションが mmap 関数を実行すると、ファイルはページキャッシュにマップされます。ただし、現在のところ、PRIVATE オプションとして mmap が実行された場合、オペレーティングシステムは「ページキャッシュ」と「バッファーキャッシュ」の間でデータの同期を行いません。ファイルをコピーする場 合でも、オペレーティングシステムがキャッシュされたデータを更新するのは、「バッファーキャッシュ」内に限られます。
vi エディタを使用して、毎回内容を更新します。
この節では、次のプラットフォームに関するプラットフォーム固有の既知の問題と解決策について説明します。
Web Server 6.0 SP10 を Windows 2000 で実行している場合は、システムに Windows Service Pack 3 がインストールされていることが推奨されます。
Windows 2000 SP2 以降の Server Edition では Internet Explorer 5.X のブラウザを使用することをお勧めします。
version 4.x の Web Server を 6.0 または version 6.0 の Service Pack リリースに移行する場合は、新しく移行したインスタンスの名前を固有の名前にしてください。移行したインスタンスにサーバーの古いインスタンスと同じ名前 が付いていると、2 つのインスタンスのどちらを削除するかが確実になりません。いずれか一方のインスタンスを削除すると、もう一方が無効になることがあります。
Windows 2000 SP2 プラットフォーム上の Web Server 6.0 SP5 でクラスタ管理を使用すると、ファイル転送中にマスター管理サーバーがハングアップします。バグ ID 4552549 の説明も参照してください。
この問題を解決するには、次のタスクを実行します。
KernelThreads on
Windows プラットフォーム上で CGI を使用している場合は、magnus.conf ファイルを編集して、次のように KernelThreads パラメータを 1 に設定します。
KernelThreads 1
詳細については、http://docs.sun.com/source/816-5686-10/07_magnu.htm#17315 を参照してください。
Web Server 6.0 SP6 で SNMP (Simple Network Management Protocol) によるサーバー活動を監視するには、AIX プラットフォーム上で使用できるネイティブ SNMP マスターエージェントを使用します。これは、Web Server 6.0 SP6 に付属している SNMP マスターエージェントではありません。AIX での SNMP の実行の詳細については、『管理者ガイド』の「SNMP ネイティブエージェントの再設定」の節を参照してください。
この問題は、次のパッチがインストールされている Solaris 2.8 では発生しません。
ただし、Solaris 2.6 の対応するパッチは使用可能ではないため、Solaris 2.6 ではこの問題が発生します。この問題を回避するには、Solaris 2.8 にアップグレードする必要があります。
HP-UX プラットフォーム上のローカライズされたインストールの Sun ONE Web Server 6.x では、検索ページにはアクセスできません。
Windows では、Web Server のインストールによって Sun ONE Directory Server の .dll ファイルが上書きされます。これは、Directory Server 5.x との共存の問題によるものです。
ConnQueueSize のデフォルト値は 4096 です。
『Sun ONE™ Web Server 6.0 SP10 リリースノート』 には、Linux の JDK ベンダーを明確に示すための注が追加されています。
『iPlanet Web Server, Enterprise Edition プログラマーズガイド』には、dbswitch.conf の無効なキーワードが記載されています。 有効なキーワードは sessions です。
HP-UX の JDK サポート情報は、『Sun ONE™ Web Server 6.0 SP10 リリースノート』で誤りが修正されています。
最初の段落の最後の行に、「To change thread pool settings once you've added the pool, edit obj.conf
」と記載されています。
この手順では、obj.conf
ではなくmagnus.conf
と記載されます。
web-apps.xml
web-app
要素の uri
属性に正規表現を使用できるという誤った記載がある 『iPlanet Web Server 6.0, Enterprise Edition サーブレットに関するプログラマーズガイド』、「第 2 章 Web アプリケーション」 の「web-apps.xml 要素のリファレンス」の節にある web-app の項の uri
属性についての説明は、次のようになります。「クライアントが Web アプリケーションへのアクセスに使用する URI。
Web Server 6.0 SP5 は、サーバーインスタンスの magnus.conf 指令 chroot をサポートしていません。
「Edit Access Control Page」のオンラインヘルプには、アクセス制御の制限を換えるために使用する上矢印と下矢印のグリフについての説明がありません。上矢印グリフをクリッ クすると、アクセス制御の制限はその前のアクセス制御の制限に換えられます。下矢印グリフをクリックすると、アクセス制御の制限はその次のアクセス制御の 制限に換えられます。
『iPlanet Web Server, Enterprise Edition 管理者ガイド』の「SNMP マスターエージェントのインストール」という節には、サーバーが root として実行されていない場合は Server Manager を使用してマスター SNMP エージェントをインストールし起動することはできないと記載されています。これは間違いで、次のようになります。
「SNMP マスターエージェントを構成するには、管理サーバーインスタンスを root ユーザーとしてインストールする必要があります。ただし、SNMP サブエージェントをマスターエージェントで動作するよう構成することによって、root 以外のユーザーでも、Web Server インスタンスで MIB のブラウズのような基本的な SNMP タスクを実行できます。
Sun ONE Web Server 60 SP5 のオンラインヘルプには、「server-id」> 「Class Manager」>「Content Management」>「URL Forwarding」で移動するオンラインヘルプページに、URL プレフィックス設定が URL プレフィックスに要求を転送し、絶対パスは保持され、1 つのプレフィックスがもう 1 つのプレフィックスの代わりになるという、間違った記述があります。実際には、指定する URL プレフィックスが /info であり、転送される URL プレフィックスが www.sun.com である場合、/info/movies により www.sun.com/movies にリダイレクトされます。
『iPlanet Web Server, Enterprise Edition 管理者ガイド』の「pk12util でエクスポートする」という節の手順 6 で、UNIX での pkutil コマンドの使用を示す例に誤りがあります。コマンドは次のようになります。
pk12util -o certpk12 -n Server-Cert [-d /server/alias] [-P https-test-host-]
『iPlanet Web Server 6.0, Enterprise Edition サーブレットに関するプログラマーズガイド』に、サーバーパフォーマンス統計をレポートする iwsstats.xml ファイルが次の場所にあるディスクに書き込まれるという誤った記載があります。
server_root/https-server_id/stats-xml/iwsstats.xml
iwsstats.xml ファイルはディスクには書き込まれませんが、次の URL の URL アクセスのためのみに動的に生成されます。
http://server_id:port/stats-xml/iwsstats.xml
Web Server 6.0 SP5 オンラインヘルプの「Error Responses Page」では、Web Server が「認証されていません」および「禁止」というエラー応答を返す条件についての説明があいまいです。
「認証されていません」というエラー応答は、クライアントが、サーバーがアクセス制御規則に対してクライアントを認証するために必要な、特定の認証ヘッ ダーの送信に失敗した場合に表示されます。また、クライアントが送信したユーザー名とパスワードの詳細が正しくない場合も表示されます。「禁止」というエ ラー応答は、クライアントが、アクセス制御制限のためにアクセスが拒否されているリソースを要求した場合に表示されます。また、サーバーに要求されたリ ソースへのアクセス権限がないため表示されることもあります。
『iPlanet Web Server 6.0, Enterprise Edition サーブレットに関するプログラマーズガイド』のリモートデバッグについて説明している「Forte For Java を使用したサーブレットおよび JSP のデバッグ」という節に、システムに JDPA がインストールされている場合は jvm.conf ファイルを別の方法で編集する必要があるという、誤った記載があります。JDPA がインストールされているかどうかとは関係なく、この節の手順 7 は次のようになります。
jvm12.conf ファイルを編集してリモートデバッグを有効にします。次の行を追加します。
jvm.enableDebug=1
jvm.compiler=NONE
jvm.option=-classic
jvm.option=-Xnoagent
jvm.option=-Xrunjdwp:transport=dt_socket,server=y,suspend=n
「Performance Settings」>「Magnus Editor」ページのオンラインヘルプには、User パラメータについての説明がありません。User パラメータの完全な説明については、『iPlanet Web Server 6.0, Enterprise Edition サーブレットに関するプログラマーズガイド』の表 2-1 (magnus.conf 指令) を参照してください。
管理サーバーの「アクセスを制限」ページのオンラインヘルプで、インスタンスサーバーでのアクセスを制限するためのヘルプ手順が間違って参照されています。正しい手順は、ご使用のマシンの次の場所にあります。 http://hostname.domain-name:administration_port/https-admserv/manual/ag/esprefs.htm#1006194
「Class Manager」>「Manage Virtual Server」>「Styles」>「Edit」で表示されるオンラインヘルプの「Style」ページに、Sun ONE Web Server でサポートされているスタイル設定カテゴリとして「Cache Control」、「Require Stronger Security」、「Restrict Access」、「Dynamic Configuration」、および「Symbolic Links」が誤って示されていますが、.htaccess 設定のオプションについては記載されていません。
『iPlanet Web Server, Enterprise Edition 管理者ガイド 』の「符号化方式の選択」の章では、待機ソケットのセキュリティー設定に対する変更にかかわらず、「Cipher Default」リンクをクリックするとデフォルトの符号化方式の設定でサーバーが構成されることが記述されていません。
Administration Server でサーバーインスタンスの識別に使用するサーバー識別子は、Latin-1 文字ではなく ASCII 文字を使用して指定する必要があります。
Sun ONE Web Server を稼動するために使用するユーザーは、Administration Server を稼動するために使用するユーザーと同じグループ内にあるべきですが、必須ではありません。『iPlanet Web Server, Enterprise Edition インストールガイド』では、これが必須条件であるという誤った記載があります。
『iPlanet Web Server, Enterprise Edition インストールガイド』では、移行の際に複数行にわたる Init 指令は server-id/config/magnus.conf ファイル内で 1 行に圧縮されるという記述が抜けています。
『iPlanet Web Server, Enterprise Edition 管理者ガイド』の第 15 章で、「Web アプリケーションの導入」の節の手順 5 が次のように記載されています。
「WAR ファイルの内容を抽出するサーバーマシン上のディレクトリへの絶対パスを入力します。ディレクトリが存在しない場合は作成されます。」
同じ章で、コマンドパラメータが idirectory と記載されていますが、これは directory の誤りです。
『iPlanet Web Server 6.0 Performance Tuning, Sizing, and Scaling Guide』の「Using Solaris Network Cache and Accelerator」の節で、Solaris 8 Update 5 より前のバージョンの Solaris を使用している場合は次の追加パッチが必要であることが記述されていません。
『iPlanet Web Server, Enterprise Edition NSAPI プログラマーズガイド』で、net_read 関数についての説明は次のようになります。「net_read 関数は読み取られたバイト数を返します。このバイト数が最大サイズ sz を超えることはありません。エラーが発生すると、負の値が返されます。」
オンラインヘルプで、SNMP Master Agent Community に対して実行できる操作は、次のようになります。「Allow ALL Operations」、「Allow GET Operations」、および「Allow SET Operations」。
『iPlanet Web Server, Enterprise Edition 管理者ガイド』の「.htaccess ファイルの例」というタイトルの節で、Limit 指令の説明が間違っています。この説明に記載されている <Limit GET POST> は <Limit> GET POST で、<Limit PUT DELETE> は <Limit> PUT DELETE です。
『iPlanet Web Server, Enterprise Edition 管理者ガイド』 では、Sun ONE Web Server を拡張して Microsoft FrontPage の Web をサポートできると、誤って記載されています。Microsoft FrontPage の Web のサーバーサイドのサポートを拡張する他社製のサーバー拡張は、Sun ONE Web Server ではサポートされていません。
『iPlanet Web Server, Enterprise Edition 管理者ガイド』の「サーバークラスタの管理」の章の「変数の追加」で、変数をクラスタ内で転送する方法についての説明が不十分です。該当する節の最後の段落は、次のようになります。
「また、この変数は、スレーブに転送するサーバーの構成ファイルに追加する必要もあります。たとえば、変数 port を転送する場合、この変数を server.xml というサーバー構成ファイルに次のように宣言する必要があります。
<SERVER legacyls="ls1" qosactive="no" qosmetricsinterval="30" qosrecomputeinterval="100">
...
<LS id="ls1" ip="0.0.0.0" port="$port" security="off" acceptorthreads="1" blocking="no">
...
</SERVER>
異なる値を持つ変数を構成ファイル内の各スレーブに設定することができます。一度追加したら、「Add Variables」ページの「Option」ドロップダウンリストを使って、変数を編集または削除することもできます。」
『iPlanet Web Server 6.0 Enterprise Edition サーブレットに関するプログラマーズガイド』に記載されているリモートサーブレットのデバッグ手順では、JDK 1.2 を使用する必要があります。
構成ファイル obj.conf のスペルが、「クラスタ管理」>「クラスタ制御」のオンラインヘルプページで obj.con と誤って記載されています。
デフォルトの場合、サーバーは send-file 関数を呼び出して対象ファイルをクライアントに送信します。デフォルトを設定する指令は、次のとおりです。
Service method="(GET|HEAD)" type="*~magnus-internal/*" fn="send-file"
Server Manager の Restore Configuration ページの web-apps.xml 列を削除すると、このページのオンラインヘルプが正確でなくなります。
仮想サーバーマネージャーの「Web アプリケーション編集」ページに「状態」を示す欄が追加されました。この欄には、インストールされたアプリケーションの Web アプリケーションファイルに定義されている enable 値 (enable=TRUE/FALSE) に基づき、アプリケーション (URI) が「有効」であるか「無効」であるかが表示されます。画面に対するこの変更は Web Server 6.0 SP1 のリリース後に実施されたので、管理者ガイドやオンラインヘルプには反映されていません。
一部のマニュアルで、AIX プラットフォームがサポート対象プラットフォームとして記載されていますが、現時点ではサポート対象ではありません。
SP2b では、StrictHttpHeaders のデフォルト値が従来の on から off に変更されました。
自章を「この付録」と呼んでいる章が多くあります。
「サーブレットおよび JSP のデバッグ」の 53 ページにある 2 箇所の jvm.compiler は、VM で認識されないパラメータです。jvm.compiler は、java.compiler の誤りです。
234 ページの「SNMP Master Agent の構成 (Configuring the SNMP Master Agent)」と 230 ページの「SNMP Master Agent のインストール (Installing the SNMP Master Agent)」は同じ手順であるとともに誤りがあります。これらの手順のタイトルは、正しくは「SNMP Subagent の構成 (Configuring the SNMP Subagent)」です。
Sun ONE Web Server に関する問題が発生した場合は、次のいずれかの方法で Sun カスタマーサポートまでご連絡ください。
Sun ソフトウェアサポートサービスオンラインの Web サイト (http://www.sun.com/service/sunone/software)
このサイトには、ナレッジベース、オンラインサポートセンター、ProductTracker、保守プログラムおよびサポートの連絡先電話番号へのリンクがあります。
保守契約に関連する電話番号
できるだけ適切に問題に対処するために、サポートにお問い合わせの際には次の情報をお知らせください。
問題の詳細な内容 (発生状況や業務への影響の度合など)
マシンのタイプ、OS のバージョン、および製品のバージョン (問題に関連している可能性のあるパッチやその他のソフトウェアを含む)
問題を再現するための詳細な手順
エラーログおよびコアダンプ時のコア (core) ファイル
Sun ONE の有用な情報は、次の場所から入手できます。
Web Server 6.0 および Service Packs のマニュアル
http://docs.sun.com/app/docs/coll/S1_ipwebsrvree60_en
Sun ONE のマニュアル
http://docs.sun.com/prod/sunone
Sun ONE プロフェッショナルサービス
http://www.sun.com/service/sunps/sunone
Sun ONE ソフトウェア製品およびサービス
http://www.sun.com/software
Sun ONE ソフトウェアサポートサービス
http://www.sun.com/service/sunone/software
Sun ONE サポートおよびナレッジベース
http://www.sun.com/service/support/software
Sun サポート & トレーニングサービス
http://www.sun.com/training
Sun ONE コンサルティングおよびプロフェッショナルサービス
http://www.sun.com/service/sunps/sunone
Sun 開発者サポートサービス
http://www.sun.com/developers/support
Sun ONE ソフトウェアトレーニング
http://www.sun.com/software/training
Sun ソフトウェアデータシート
http://www.sun.com/software
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