Directory Server を障害回復の目的でバックアップまたは復元する場合は、次の手順に従います。
この手順のいくつかの部分では、DSCC を使用してこのタスクを実行できます。詳細については、「Directory Service Control Center のインタフェース」 および DSCC オンラインヘルプを参照してください。手順のその他の部分については、コマンド行を使用した場合にのみ実効できます。
dsadn backup コマンドまたは dsconf backup コマンドを使用して、データベースファイルのバックアップを作成します。
「バイナリバックアップ」で説明する手順に従い、バックアップファイルを安全な場所に保管します。
設定ディレクトリ instance-path /config を安全な場所にコピーします。
スキーマディレクトリ instance-path/config/schema を安全な場所にコピーします。
別名ディレクトリ instance-path/alias を安全な場所にコピーします。
この手順のいくつかの部分では、DSCC を使用してこのタスクを実行できます。詳細については、「Directory Service Control Center のインタフェース」 および DSCC オンラインヘルプを参照してください。手順のその他の部分については、コマンド行を使用した場合にのみ実効できます。
すでにホスト上にあるものと同じバージョンの Directory Server をインストールします。
dsadm create コマンドを使用して、サーバーインスタンスを作成します。
バックアップ時に使用したものと同じインスタンスを使用します。「サフィックスの作成」を参照してください。
設定ディレクトリ instance-path /config を復元します。
スキーマディレクトリ instance-path/config/schema を復元します。
別名ディレクトリ instance-path/alias を復元します。
復元されたサーバーの設定が正しいことを確認します。
たとえば、ディレクトリ構造とプラグイン設定は、バックアップサーバー上のものと同じものにする必要があります。
dsconf restore コマンドを使用して、データベースファイルを復元します。
「バイナリ復元」で説明した手順に従います。