Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 管理ガイド

ldapmodify によるエントリの削除

このタスクは DSCC を使用して実行することができます。詳細については、「Directory Service Control Center のインタフェース」および DSCC オンラインヘルプを参照してください。

ldapmodify ユーティリティーを使用する場合は、changetype: delete キーワードを利用してエントリを削除することもできます。前の節で説明したように、ldapdelete の利用時と同じ制限事項がすべて適用されます。LDIF 構文を使用してエントリを削除する利点は、1 つの LDIF ファイルで複数の処理を組み合わせて実行できることです。

次の例は、前述の例と同じ削除処理を行います。


$ ldapmodify -h host1 -p 1389 -D cn=admin,cn=Administrators,cn=config -w -
dn: uid=bjensen,ou=People,dc=example,dc=com
changetype: delete

dn: ou=People,dc=example,dc=com
changetype: delete