一般に、LDAP データビューの場合、スキーマチェックはバックエンドディレクトリによって、バックエンドディレクトリのスキーマを使用して実行されます。Directory Proxy Server でスキーマチェックを実行する場合は、次の手順に従います。
DSCC を使用してこのタスクを実行することはできません。次の手順に示すように、コマンド行を使用します。
要求を正規化するには、特に DN の場合、サーバーの use-external-schema プロパティーを次のように設定します。
サーバーインスタンスが外部スキーマを使用するように設定します。
$ dpconf set-server-prop -h host -p port use-external-schema:true |
接続ハンドラでスキーマチェックを有効にします。
$ dpconf set-connection-handler-prop -h host -p port connection-handler \ schema-check-enabled:true |
cn=schema を公開するデータビューを作成します。
外部スキーマが LDAP ディレクトリで定義される場合、第 19 章「LDAP データビュー」での説明に従って、ビューベースを cn=schema にして LDAP データビューを作成します。
外部スキーマが LDIF ファイルで定義される場合、「LDIF データビューの作成と設定」での説明に従って、ビューベースを cn=schema にして LDIF データビューを作成します。
接続ハンドラによって公開されるデータビューの一覧にこのデータビューを追加します。
デフォルトで、データビューはすべて接続ハンドラによって公開されます。接続ハンドラによって公開されたデータビューのカスタムリストを定義している場合、このデータビューをリストに追加します。
$ dpconf set-connection-handler-prop -h host -p port connection-handler \ data-view-routing-custom-list+:data-view-name |