サービスドメインから、ボリューム管理デーモンの vold(1M) が動作中でオンラインかどうかを確認します。
service# svcs volfs STATE STIME FMRI online 12:28:12 svc:/system/filesystem/volfs:default |
次のいずれかを実行します。
ボリューム管理デーモンが動作中またはオンラインでない場合は、手順 3 に進みます。
手順 1 の例に示すように、ボリューム管理デーモンが動作中でオンラインの場合は、次の手順を実行します。
/etc/vold.conf ファイルを編集して、次の文字列で始まる行をコメントアウトします。
use cdrom drive.... |
vold.conf(4) マニュアルページを参照してください。
CD または DVD ドライブに CD または DVD を挿入します。
サービスドメインから、ボリューム管理ファイルシステムサービスを再起動します。
service# svcadm refresh volfs service# svcadm restart volfs |
サービスドメインから、CD-ROM デバイスのディスクパスを検出します。
Solaris 10 OS の場合、cdrw -l コマンドを実行します。
service# cdrw -l Looking for CD devices... Node Connected Device Device type ----------------------+--------------------------------+----------------- /dev/rdsk/c1t0d0s2 | MATSHITA CD-RW CW-8124 DZ13 | CD Reader/Writer |
OpenSolaris OS の場合、rmmount -l コマンドを実行します。
service# rmmount -l /dev/dsk/c1t0d0s2 cdrom,cdrom0,cd,cd0,sr,sr0,OpenSolaris,/media/OpenSolaris |
CD または DVD ディスクデバイスをフルディスクとしてエクスポートします。
primary# ldm add-vdsdev /dev/dsk/c1t0d0s2 cdrom@primary-vds0 |
エクスポートされた CD または DVD をゲストドメインに割り当てます。
次の例は、エクスポートされた CD または DVD をドメイン ldg1 に割り当てる方法を示しています。
primary# ldm add-vdisk cdrom cdrom@primary-vds0 ldg1 |
CD または DVD は複数回エクスポートし、異なるゲストドメインに割り当てることができます。詳細は、「仮想ディスクバックエンドを複数回エクスポートする」 を参照してください。