Logical Domains 1.3 管理ガイド

自動化された移行の実行

Logical Domains 1.3 ソフトウェアのリリースまでは、移行は対話型の処理でした。移行を開始すると、ターゲットマシンに使用するパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されていました。Logical Domains 1.3 では、ldm migrate-domain -p filename コマンドを使用して、自動化された移行処理を開始できます。

-p オプションの引数として指定するファイル名には、次のプロパティーが必要です。

パスワード末尾の改行文字と最初の行のあとのすべての行は無視されます。

ターゲットマシンのパスワードを格納するファイルは、適切にセキュリティー保護する必要があります。この方法でパスワードを格納する場合は、ファイルのアクセス権の設定が 400 または 600 であること、つまり root 所有者 (特権ユーザー) のみがファイルの読み取りまたは書き込みを許可されていることを確認します。