Wnn6 の FI 学習とは、FI 変換 (格係り受け変換、所有格変換、受身変換、使役変換、合成語変換、修飾語変換、複文変換) で、現在の FI 関係辞書に登録されていない文節間の関係をユーザーが確定した場合に、新しくユーザーごとの FI 関係辞書に登録する機能をいいます。
FI 学習機能は、「する / しない / 一時的」の各設定に切り換えることができます。
単語の使用頻度をユーザーごとに管理して、使用頻度の高い単語を変換時に優先的に表示することができます。システム辞書内の単語と、FI 関係システム辞書内の単語を管理します。
学習レベルは、「じわじわ / 基準 / すぐ / 必ず / しない」の学習レベルで切り換えることができます。
辞書に登録されていない「ひらがな / カタカナ / ローマ字」の候補が確定された場合に、自動的に辞書へ登録します。「する / しない / 一時的」の各設定に切り換えることができます。
文節の切り直しを行なって変換文字列を確定した場合に、切り直した前後の文節を学習します。「する / しない / 一時的」の各設定に切り換えることができます。
送りがな基準がある単語は、単語ごとに確定した規則「本則 / 送る / 送らない」を学習して、直前に使用した規則を最優先します。「する / しない」の各設定に切り換えることができます。
接頭語に「お / ご」「御」のどれを使用するか、直後の名詞ごとに学習します。「する / しない」の各設定に切り換えることができます。
単語ごとに確定した文字列の接尾語の規則「カナ / 漢字 (送る) / 漢字 (送らない) 」を学習して、直前に使用した規則を最優先します。「する / しない」の各設定に切り換えることができます。
一般語学習
確定した一般語の情報 「ひらがな / カタカナ / 漢字」 を学習します。「する / しない」の各設定に切り替えることができます。
確定した数字表記の種類「漢数字 / 半角 / 全角 / カンマ付き」を学習し、直前に使用した種類を最優先します。この学習は無効にできません。
複数のユーザー辞書で登録されている同一単語を、共用辞書に反映させます。この機能はシステム管理者が設定します。
変換効率の向上とディスクとメモリー資源の削減を目的に、オフラインで動く機能をいいます。不必要な単語の削除や頻度の再配置を行い、登録語自動反映モジュールを起動させます。この機能はシステム管理者を対象としています。