このマニュアルは、OpenWindows 環境とユーザインタフェースについての基本的なことがらを学んでいただくものです。具体的には、次に挙げるような OpenWindows の操作を取り上げています。
ワークスペースメニューから表示や選択を行う。
アプリケーションのアイコンを移動する。
アプリケーションのアイコンをオープンしたりクローズしたりする。
ピンどめ可能なウィンドをピンでとめたり、外したりする。
アプリケーションのファイルメニューから表示や選択を行う。
プロパティウィンドウで排他的、または非排他的選択を行う。
スクロールリストから項目を選択する。
スクロールバーを使う。
複数のオブジェクトを選択する。
以上の操作にまだ慣れていない場合は第 1 章「Solaris ユーザ環境の紹介」を参照して、マウス、アイコン、ウィンドウ、メニューなどの操作を覚えてください。オンラインのチュートリアル「デスクトップの紹介」で、OpenWindows の各構成要素について説明されています。
各アプリケーションでは、状況に対応するヘルプ情報を表示することができます。ヘルプ情報が欲しい項目の上にポインタを移動して、Help キー (キーボードによっては F1 キー) を押してください。ポップアップウィンドウが表示されて、詳細な説明を読むことができます。
Solaris は SPARC プロセッサを搭載しているマシン、x86 プロセッサを搭載しているマシン、PowerPC プロセッサを搭載しているマシンをサポートしています。これらのマシンはキーボードの配列が異なるため、OpenWindows メニューに現れるコマンドに対応するショートカットキー操作がキーボードによって異なることがあります。
Solaris ではほとんどの場合、キーボードショートカットとして、両方のプラットフォームで使用できる Meta キーとの組み合わせをサポートしています。コマンド機能のリストと対応するショートカットキー操作については第 1 章「Solaris ユーザ環境の紹介」を参照してください。