このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P-1 表記上の規則|
字体または記号 |
意味 |
例 |
|---|---|---|
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AaBbCc123 |
コマンド名、ファイル名、およびディレクトリ名を示します。または、画面上のコンピュータ出力を示します。 |
.login ファイルを編集します。 ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。 system% |
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AaBbCc123 |
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力とは区別して示します。 |
system% su password: |
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AaBbCc123 |
変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 |
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。 |
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『 』 |
参照する書名を示します。 |
『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。 |
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「 」 |
参照する章や節を示します。また、ボタンやメニューなど、強調する単語を囲む場合にも使用します。 |
第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 |
C シェルプロンプト
system% command [filename]
Bourne シェルおよび Korn シェルのプロンプト
system$ command [filename]
スーパーユーザーのプロンプト
system# command [filename]
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の場合、filename は省略してもよいことを示します。
ただし AnswerBook2 では、ユーザーが入力する文字と画面上のコンピュータ出力は区別して表示されません。
このマニュアルでは、英語環境での画面イメージを使っています。このため、実際に日本語環境で表示される画面イメージとこのマニュアルで使っている画面イメージが異なる場合があります。本文中で画面イメージの説明をする場合には、日本語のメニュー名、ボタン名などの項目名と英語の項目名が適宜、併記されています。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例:Shift キーを押す)。 ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
マウスボタンは、ボタンの位置ではなくその機能で表記します。例えば文章の中では、「左マウスボタンをクリックする」ではなく、「セレクトボタンをクリックする」と表現します。マウスボタンはカスタマイズすることができるので、ユーザによっては必ずしも左のボタンがセレクトボタンではないからです。マウスボタンの機能の割り当てを変更する方法については、第 17 章「Solaris 環境のカスタマイズ」と第 18 章「ユーティリティ」を参照してください。


3 ボタンマウスの機能はデフォルトでは次のように割り当てられています。
セレクトボタン=左ボタン
アジャストボタン=中央のボタン
メニューボタン=右ボタン
2 ボタンマウスでは、マウスボタンの機能はデフォルトでは次のように割り当てられています。
セレクトボタン = 左ボタン
メニューボタン = 右ボタン
2 ボタンマウスでアジャストボタン機能を使用するには、キーボードの Shift キーを押しながらセレクトボタンをクリックします。
本文の説明の中でメニュー全体について、またはデフォルトの項目について説明している場合に、メニューの項目の中でデフォルトで選択される項目は枠で囲まれています。デフォルトでは、メニューボタンの上でセレクトボタンをクリックするとメニュー全体が表示されます。この設定を、メニューボタンの上で、(メニューを表示しない状態で) セレクトボタンをクリックすると、デフォルトの項目が選択されるように変更できます。このマニュアルでは、そのように変更されていることを前提としています。
ショートカットキー (キーボードアクセラレータとも呼ぶ) を使用して実行する OpenWindows のメニューコマンドは、このマニュアルでは次の規則で表します。 ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。
たとえば、Ctrl-Alt は Control キーを押したまま Alt キーを押すことを意味し、Ctrl-Alt-c は Control キーと Alt キーを同時に押しながら、さらに c を入力することを意味します。
ショートカットキー操作は、Meta キーを押し、次に 1 つ以上の他のキーを押すことによって行います。SPARC キーボードでは Meta キーは <> キーを意味し、x86 と PowerPC キーボードでは Ctrl キーと Alt キーを同時に押すことを意味します (Ctrl-Alt)。ショートカットキーについての詳細は、第 1 章「Solaris ユーザ環境の紹介」および第 17 章「Solaris 環境のカスタマイズ」を参照してください。
節または手順のタイトルの前に示される次の記号は、それが特定のプラットフォームだけに該当することを示します。
SPARC: SPARC プラットフォームだけに該当する節または手順の説明を示します。
x86: x86 プラットフォームだけに該当する節または手順の説明を示します。
PowerPC: PowerPC プラットフォームだけに該当する節または手順の説明を示します。
プラットフォームに固有な注は次のように示しています。
この注が SPARC プラットフォームだけに該当することを示します。
この注が x86 プラットフォームだけに該当することを示します。
この注が PowerPC プラットフォームだけに該当することを示します。
記号の説明項目がプラットフォームに固有な場合は次のように示しています。
SPARC: この説明項目が SPARC プラットフォームだけに該当することを示します。
x86: この説明項目が x86 プラットフォームだけに該当することを示します。
PowerPC: この説明項目が PowerPC プラットフォームだけに該当することを示します。
コード例、表、図などにおいて、それが特定のプラットフォームだけに該当する場合は、次のようにタイトルの前にプラットフォームの名前を示します。
表 1-1 SPARC: SPARC プラットフォームだけに該当するタイトル
表 1-2 x86: x86 プラットフォームだけに該当するタイトル
表 1-3 PowerPC: PowerPC プラットフォームだけに該当するタイトル