ファイルマネージャの配色を変更するには、以下のように 2 通りの方法があります。
ツリーペインやファイルペインの色を変更するには、-fg および -bg コマンドラインフラグを使ってフォアグラウンド (文字) とバックグラウンドに別々の色を指定します。たとえば、ツリーおよびファイルペインを灰色の地に青い文字で表示したい場合、次のように入力してコマンドツールまたはシェルツールでファイルマネージャを起動してみてください。
filemgr -fg "0 0 255" -bg "127 127 127" & |
3 つの数字はそれぞれ、0 から 255 までの赤、緑、青の輝度を表します。
あるいは、次のように 3 つの数字の替わりに実際の色名を指定することもできます。
filemgr -fg blue -bg gray50 & |
利用できる色の一覧を見るには、次のファイルを見てください。
$OPENWINHOME/lib/rgb.txt |
ファイルマネージャに表示されているアイコンのカラーが気に入らない場合には、 「カラー選択 (Color Chooser)」の付いたバインダを使って自分の好みに合わせて色を変更してください。詳細については、「バインディングの変更」を参照してください。
ファイルマネージャは、表示するアイコンの色を決定するためにまずバインダデータベースのエントリを調べます。ファイルマネージャがバインダデータベースにアクセスできない場合には、警告メッセージを発行し、filemgr のマニュアルページに説明のある X リソースで設定されているカラーを使います。