これらのファイルには、who、write、login などのコマンドに関連するユーザ情報とアカウント情報が入っています。Solaris 2.x では、これらのファイルはそれぞれ一対のファイルで置き換えられました。たとえば、/etc/utmp は /var/adm/utmp と /var/adm/utmpx で、/var/adm/wtmp は /var/adm/wtmp と /var/adm/wtmpx で置き換えられました。これらのファイルのどちらかをオープンしようとしたアプリケーションは、それに対応する 2 つのファイルを連結したものを受け取ることになります。
これらのファイルへのシンボリックリンクはサポートされなくなりました。つまり、アプリケーションが /etc/utmp または /var/adm/wtmp へのリンクを作成し、シンボリックリンクをオープンしようとすると、その open() コールは失敗します。