共通デスクトップ環境 アプリケーション・ビルダ・ユーザーズ・ガイド

コマンド行からコードを生成するには

コマンド行からアプリケーション・ビルダのコードを生成するには、dtcodegen を実行します。使用方法は次のとおりです。

使用方法:dtcodegen [options] [project-file ] [module-file [module-file] ...]

コードは、コマンド行で指定した各モジュールに対して、またはモジュールの指定がない場合はプロジェクトの全モジュールに対して生成されます。プロジェクト・ファイルを指定しない場合は、指定したモジュールを含むプロジェクト・ファイルが、現在のディレクトリ内で検索されます。

拡張子 .bip を持つファイルは BIL プロジェクト・ファイル、拡張子 .bix を持つファイルはカプセル化された BIL ファイル、拡張子 .bil を持つファイルは BIL モジュール・ファイルと見なされます。

オプション (* はデフォルト、+ はプロジェクト・ファイルを持たない場合のデフォルト)

-help (-h)

このヘルプ・メッセージを表示します。

-main

main() を含むファイルを書きます。

-changed

変更されたファイルのみを生成します。

* -merge

生成された _stubs.c ファイルを以前のバージョンとマージします。

-nomerge

既存と新規の stubs ファイルをマージしません。

* -project (-p)

コードの生成対象となるプロジェクトを指定します。

-noproject (-np)

デフォルトのプロジェクト設定を使用し、プロジェクト・ファイルを無視します。

+ -showall

アプリケーションが、起動時にすべてのウィンドウを表示 (マップ) します。

* -noshowall

アプリケーションが、初期に見えるウィンドウだけを表示 (マップ) します。

-silent (-s)

サイレント・モードです。メッセージを出力しません。

-verbose (-v)

冗長モードです。詳細な経過メッセージを出力します。