Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド

3 列の個人用フロントパネルの作成例

次の例では、デフォルトのフロントパネルを、コントロールが 3 列になるように変更します。

  1. /usr/dt/appconfig/types/language/dtwm.fpHomeDirectory/.dt/types/MyFrontPanel.fp にコピーします。ファイルに書き込み権を与えます。

    このファイルを編集して、新しいフロントパネルを提供します。

  2. フロントパネル名を変更します。

       PANEL NewFrontPanel
  3. Top という名前のボックス名を変更し、そのコンテナ名を編集します。

       BOX NewFrontPanelTop
        {
          CONTAINER_NAME					NewFrontPanel
          POSITION_HINTS					first
          ... 
        }
  4. 中段と下段のボックス定義を追加します。

       BOX NewFrontPanelMiddle
        {
          CONTAINER_NAME						NewFrontPanel
          POSITION_HINTS						second
        }
       BOX NewFrontPanelBottom
        {
          CONTAINER_NAME						NewFrontPanel
          POSITION_HINTS						second
        }
  5. 次のコントロールの CONTAINER_NAMENewFrontPanelTop に変更します。

    • Clock (時計)

    • Date (カレンダ)

    • Home (ホーム・フォルダ)

    • TextEditor (テキストエディタ)

    • Mail (メール)

  6. 次のコントロールの CONTAINER_NAMENewFrontPanelBottom に変更します。

    • Printer (デフォルト)

    • Style (デスクトップ・スタイル)

    • Applications (アプリケーション)

    • Help (ヘルプ・マネージャ)

    • Trash (ごみ箱)

  7. Switch (スイッチ) の CONTAINER_NAMENewFrontPanelMiddle に変更します。

  8. ワークスペース・メニューの [ウィンドウ] サブメニューから [ワークスペースマネージャの再起動] を選択します。