Solaris 環境がマルチユーザーレベルで起動されている必要があります。下記の注を参照してください。
スーパーユーザーである必要があります。
SunVTS を格納するパーティションに未使用ディスク空間が 32 MB 以上存在する必要があります。デフォルトのインストール先は、/opt ディレクトリです。
SunVTS 3.0 は、Solaris 7 操作環境で動作するように設計された SunVTS の最初のバージョンです。
システムにログインして、スーパーユーザーになります。
ariela% su
SunVTS がシステムにインストールされているかどうかを確認します。
# pkginfo | grep SUNWvts
何も表示されない場合は、SunVTS はインストールされていません。
以下のメッセージが表示された場合は、SunVTS がインストールされています。
system SUNWvts Online Validation Test Suite
同じディレクトリに異なるバージョンの SunVTS をインストールしないでください。SunVTS をインストールする前に、pkgrm コマンドを使用して、既存の SunVTS を削除してください。詳細は、「SunVTS の削除」を参照してください。
CD-ROM ドライブにサプリメント CD を挿入します。
ボリュームマネージャーによって、CD が自動的にマウントされます。
下記の例を参考に pkgadd を使用して、SunVTS をインストールします。
問い合わせに答えます。
Warning: The <SUNWsycfd> package "Sun Enterprise SyMON Agent" is a prerequisite package and should be installed.という 警告メッセージが表示されることがあります。 このメッセージによって、SunVTS の正常なインストールまたは実行が妨げられることはありません。このメッセージは、configd プログラム (SUNWsycfd に含まれる) がシステムに存在しないことを示します。configd は、SunVTS の物理マッピング (Physical mapping) 機能に必要です。物理マッピング機能を使用する場合は、SUNWsycfd パッケージをインストールしてください。SUNWsycfd は、サプリメント CD に含まれています。
実際の Solaris 操作環境に合わせて SunVTS サポートパッケージをインストールします。 (詳細は、「SunVTS のパッケージ」を参照してください。)
# pkgadd -d /cdrom/cdrom0/Product SUNWvtsx SUNWodu SUNWvtsmn SUNWjvtsm
SUNWvts のインストールで -a none を使用した場合は、ここでも -a none を使用してください。
SunVTS のパッケージがインストールされたことを確認します。
# pkginfo SUNWvts SUNWvtsx SUNWvtsmn SUNWodu SUNWjvtsm system SUNWodu Online Diagnostic Utilities system SUNWvts Online Validation Test Suite system SUNWvtsmn Online Validation Test Suite Man Pages system SUNWvtsx 64-bit Online Validation Test Suite system SUNWjvtsm Online Validation Test Suite Man Pages for Japanese