SunVTS 3.0 テストリファレンスマニュアル

audiotest のオプション

SunVTS のプローブユーティリティは、起動時に、存在しているオーディオ処理系を判断し、audiotest のオプションメニューを適切に調整します。オプションメニューを次に示します。

図 4-1 audioamd(7) の audiotest テストオプションメニュー

Graphic

audioamd(7) は、8 ビットモノラルで電話品質のオーディオデバイスです。

図 4-2 スピーカーボックス dbri (7) オーディオの audiotest テストオプションメニュー

Graphic

スピーカーボックス dbri(7) は、16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。

図 4-3 SPARCstation LX dbri (7) オーディオテストの audiotest テストオプションメニュー (スピーカーボックス接続なし)

Graphic

オンボード DBRI インタフェースは、16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。

図 4-4 SPARCstation 20 および S240 のオンボード dbri (7) オーディオテストのaudiotest テストオプションメニュー

Graphic

SPARCstation 20 のオンボード dbri は、16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。

図 4-5 audiocs (7) の audiotest テストオプションメニュー

Graphic

audiocs(7) は、オンボードの 16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。

図 4-6 内部ループバックのある audiocs(7) の audiotest テストオプションメニュー

Graphic

audiocs(7) は、オンボードの 16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。


注 -

内部ループバックは、オーディオジャックが未使用の (何も接続されてない) 場合にのみ有効です。


一部のオプションは、コマンド行でのみ選択することができます。audiotest のコマンド行構文」のコマンド行オプションの説明を参照してください。

表 4-2 audiotest のオプション

オプション 

説明 

Audio Test 

楽再生テストを有効または無効にします。デフォルトでは有効になっています。 

Audio Output 

音楽再生テストの出力ポートを選択します。 

Volume 

音楽再生テストの音量を設定します。 

Loopback Test 

ループバックテストを有効または無効にします。外部ループバックテストを実行するには、選択するポート間をループバックケーブルで接続する必要があります。このテストは、デフォルトでは無効になっています。 

Loopback type 

実行するループバックテストのタイプを選択します。 

Crystal Test 

クリスタルテストを有効または無効にします。このテストは、デフォルトでは無効になっています。 

Controls Test 

スピーカーボックスの制御テストを有効または無効にします。これは対話形式のテストであり、テスト中にスピーカーボックスの制御ボタンを押すように求められます。このテストは、デフォルトでは無効になっています。 


注 -

他の SunVTS テストの実行中にクリスタルテストを実行しないでください。クリスタルテストはタイミングに依存するため、システムがビジー状態になっていると、時間切れエラーによってテストが失敗します。