オプション
説明
vmemtest の構成
Configuration フィールドに示されるメモリー量は、swap -s コマンドが返す、使用中のスワップ空間と未使用スワップ空間の合計と同じです。この合計値は、確認された仮想メモリー量を、KB 未満を切り上げて示します。
Test Amount
デフォルトのメモリー量ではなく特定のメモリー量を指定して、仮想メモリーをテストすることができます。使用可能な仮想メモリーより大きい値を指定すると、vmemtest または実行中の他のテストが失敗することがあります。
Mode
vmemtest には、2 つのモードがあります。
通常 (Regular) モードでは、テストされるメモリー量は、物理メモリーの大きさによって制限されます。
ページ (Page) モードは、割り当てられた仮想メモリーを一度に 1 ページずつテストします。各ページは、一時ファイル /tmp/vmem.page に割り当てられ、データが書き込まれた後に、記憶装置にページアウトされます。次にページインされた後に、読み取られて比較されます。
ストレステストオプションが選択されると、valloc で割り当てられた全システムメモリーを確保し、その先頭から最後まで書き込みを行います。書き込みを終えると、1 ロングワードずつ読み取って、元のパターンと比較されます。
Reserve
Reserve オプションは、vmemtest のテスト対象から除外 (予約) するメモリー量を指定します。予約された空間は、SunVTS テストと並行して動作している他のプロセスに使用されます。Reserve オプションを使用することで、デフォルトに追加してメモリーを予約することができます。このオプションは、特定のインスタンスだけに適用されます。このインスタンスによるテストに割り当てられたメモリーよりも大きいメモリーを予約しようとすると、テストは失敗します。