SunVTS 3.0 テストリファレンスマニュアル

vmemtest のコマンド行構文

/opt/SUNWvts/bin/vmemtest 標準引数 -o mode=数値, reserve=数値, amount=数値,bdinfo=数値r,cerr=数値

表 42-2 vmemtest のコマンド行構文

引数 

説明 

mode=タイプ

vmemtest の実行モードを指定します。page モードまたは regular モードのいずれかです。page モードは、書き込み・読み取りメモリーテストを、一度に 1 システムメモリーページずつ進めます。regular モードは、valloc で割り当てられたメモリー全体を、一度に 1 ロングワードずつ読み取って比較します。

reserve=数値

デフォルトのメモリー量に追加して予約する仮想メモリーの MB 量を指定します。 

amount=数値

デフォルトのメモリー量の代わりに、テストするメモリーの MB 量を指定します。 

bdinfo=数値

システムに搭載されているすべての CPU/メモリボードのボード番号情報を指定します。たとえば、ボード 0 と 5 がメモリーボードの場合は、bdinfo=33 (2**5 + 2**0) と入力します。

cerro=数値

メモリーエラーが発生したときにダンプされる連続エラーの最大個数を指定します。 


注 -

64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。