このマニュアルでは、NFS(TM) 分散型ネットワークファイルシステムに関する、以下の内容について説明します。
NFS とネットワークの性能分析および性能調整
NFS ネットワーク監視ツール
対象とするサーバーは、以下の条件を満たしている必要があります。
Solaris` 2.4、2.5、2.5.1、2.6、7 のいずれかの操作環境が動作していること。
ネットワーク環境で使用していること。
SPARCserver、SPARCcenter 2000(E)、Netra(TM) NFS 150、Sun(TM) Enterprise(TM) 3000/4000/5000/6000、3500/4500/5500/6500 のいずれかのシステムであること。
このマニュアルは、ネットワーククライアントに NFS サービスを提供するサーバーのシステム構成、性能分析および性能調整を担当するシステム管理者とネットワーク担当者を対象にしています。このマニュアルでは、Solaris 2.4、2.5、2.5.1、2.6、7 操作環境における NFS のバージョン 2 およびバージョン 3 の性能調整について説明します。
このマニュアルで使用している書体と記号について説明します。
表 P-1 このマニュアルで使用している書体と記号
書体または記号 |
意味 |
例 |
---|---|---|
AaBbCc123 |
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例。 |
.login ファイルを編集します。 ls -a を実行します。 % You have mail. |
AaBbCc123 |
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して表します。 |
machine_name% su Password: |
AaBbCc123またはゴシック |
コマンド行の可変部分。実際の名前や値と置き換えてください。 |
rm filename と入力します。 rm ファイル名 と入力します。 |
『 』 |
参照する書名を示します。 |
『Solaris ユーザーマニュアル』 |
「 」 |
参照する章、節、または、 強調する語を示します。 |
第 6 章「データの管理」を参照。 この操作ができるのは「スーパーユーザー」だけです。 |
¥ |
枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅をこえる場合に、継続を示します。 |
% grep `^#define ¥ XV_VERSION_STRING' |
シェルプロンプトの例を以下に示します。
表 P-2 シェルプロンプト
シェル |
プロンプト |
---|---|
UNIX の C シェル |
machine_name% |
UNIX の Bourne シェルと Korn シェル |
machine_name$ |
スーパーユーザー (シェルの種類を問わない) |
# |