Sun NFS サーバーの調整

バージョン 3 での変更点

root および writecache は削除されました。mknod は、特殊ファイルの作成が許可されるように定義されまました。このため、create のオーバーロードは排除されます。 クライアント上でのキャッシュは、バージョン 3 でも定義や命令はできません。バージョン 3 には、クライアントが効率的にキャッシュを管理するためのキャッシュの実装についての情報が追加されました。

ファイルやディレクトリの属性に影響を与える操作では、属性キャッシュの検証で使用された後続の getattr を最適化する操作が完了した後、新しい属性を返すようになります。また、目的のオブジェクトが隣接するディレクトリに変更を加える操作は、検証中にクライアントがより効率的なキャッシュを実装できるように、ディレクトリの古い属性と新しい属性を返します。

access は、サーバー上でのアクセス権の確認をする機能です。fsstat は、ファイルシステムとサーバーの静的な情報を返す機能です。readdirplus は、ディレクトリエントリに加え、ファイルハンドルや属性を返す機能です。pathconf は、ファイルに関する POSIX pathconf 情報を返す機能です。