三角形以外の多角形を描画するには、gcache を使用してください。
すべての描画関数が、XGL/SX ドライバによって等しく高速化されるわけではありません。最もよく使用される描画関数の性能向上に力を注いでいます。完全ではありませんが、以下に性能向上に効果のある描画関数の一覧を示します。この一覧にない関数が低速ということではありません。それらは、XGL/SX ドライバの次のリリースのものほど高速でないことを意味します。使用するアプリケーションに関する重要な操作がこの一覧にない場合は、その操作の速度向上を要求してください。
表 4-1 性能向上に効果のあるXGL 関数
xgl_context_copy_raster() |
ウィンドウラスタからウィンドウラスタへのコピー |
xgl_multi_marker() |
半径 1 〜 32 ピクセルの 2 次元の円 |
xgl_multi_polyline() |
2 次元では、細い線、実線あるいはパターン、カラーなしまたは均一な値、XGL_CTX_ROP が XGL_ROP_COPY の線 3 次元では、細い線、実線あるいはパターン、カラーなし、フラグ、均一な値またはデータ値、モデルクリップなし、+w クリップのみ、XGL_CTX_ROP が XGL_ROP_COPY の線 |
xgl_multi_simple_polygon() |
3 次元の三角形。ヒントフラグは、XGL_FACET_FLAG_SIDES_ARE_3 です |
xgl_triangle_strip() |
均一な値やデータ値なし、モデルクリップなし、+w クリップのみ、24 ビットで、エッジなし、塗りつぶしで不透明、XGL_3D_CTX_Z_BUFFER_COMP_METHOD が XGL_Z_COMP_LESS_THAN_OR_EQUAL の三角形 |
xgl_context_accumulate() |
すべての操作 |