特記事項: SPARCstation 10SX、SPARCstation 20

性能について

三角形以外の多角形を描画するには、gcache を使用してください。

すべての描画関数が、XGL/SX ドライバによって等しく高速化されるわけではありません。最もよく使用される描画関数の性能向上に力を注いでいます。完全ではありませんが、以下に性能向上に効果のある描画関数の一覧を示します。この一覧にない関数が低速ということではありません。それらは、XGL/SX ドライバの次のリリースのものほど高速でないことを意味します。使用するアプリケーションに関する重要な操作がこの一覧にない場合は、その操作の速度向上を要求してください。

表 4-1 性能向上に効果のあるXGL 関数

xgl_context_copy_raster()

ウィンドウラスタからウィンドウラスタへのコピー 

xgl_multi_marker()

半径 1 〜 32 ピクセルの 2 次元の円 

xgl_multi_polyline()

2 次元では、細い線、実線あるいはパターン、カラーなしまたは均一な値、XGL_CTX_ROPXGL_ROP_COPY の線

3 次元では、細い線、実線あるいはパターン、カラーなし、フラグ、均一な値またはデータ値、モデルクリップなし、+w クリップのみ、XGL_CTX_ROPXGL_ROP_COPY の線

xgl_multi_simple_polygon()

3 次元の三角形。ヒントフラグは、XGL_FACET_FLAG_SIDES_ARE_3 です

xgl_triangle_strip()

均一な値やデータ値なし、モデルクリップなし、+w クリップのみ、24 ビットで、エッジなし、塗りつぶしで不透明、XGL_3D_CTX_Z_BUFFER_COMP_METHODXGL_Z_COMP_LESS_THAN_OR_EQUAL の三角形

xgl_context_accumulate()

すべての操作