これらの簡易関数は、フォーム制約条件のクラスの指定を簡易化します。フォームが伸縮してもコンポーネントの位置が変わらないように、フォーム・ウィジェットのエッジの 1 つをコンポーネントに接続する方法を提供します。ただしこのコンポーネントに設定されている他のフォーム制約条件によっては、サイズの伸縮がまだ行われる場合があります。これは ATTACH_FORM 制約条件を使用して実行されます。
次に使用方法を示します。
DtkshAnchorRight [offset] DtkshAnchorLeft [offset] DtkshAnchorTop [offset] DtkshAnchorBottom [offset]
オプションの offset パラメータは、コンポーネントを配置するフォーム・ウィジェットのエッジからの距離を指定します。オフセットを指定しない場合は 0 が指定されます。
次に例を示します。
XtCreateManagedWidget BUTTON1 button1 XmPushButton $FORM ¥ labelString:"Ok" ¥ $(DtkshUnder $SEPARATOR) ¥ $(DtkshAnchorLeft 10) ¥ $(DtkshAnchorBottom 10)