共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド (ヘルプ・システム編)

インライン・グラフィックを表示するには

  1. 図中に取り込むイメージ・ファイルを識別するために、ファイル・エンティティを宣言します。

       <!entity graphic-entity FILE "filename.ext">  

    エンティティ宣言はすべて、ヘルプ・ボリュームの最初にあるその他のマークアップよりも前にある必要があります。

  2. <graphic> 要素を次のように使用します。

       ... text <graphic entity=graphic-entity>  text ...

    graphic-entity は、表示したいグラフィック・ファイルのエンティティ名です。

グラフィックをハイパーリンクとして使用するには、<link> 要素の中に入れます。

<link parameters><graphic entity=graphic-entity><¥link> 

注 -

<graphic> 要素は、大きめのイメージの使用も可能ですが、基本的に小さいグラフィック用です。グラフィックの縦の長さが入るように、空白スペースが追加されます。


次の例は、文の途中で小さな X ビットマップ・イメージを使用します。まずボリュームの最初で、ビットマップ・ファイルをファイル・エンティティとして宣言しなければなりません。

<!entity StopWatch FILE  "stopwatch.bm"> 

ヘルプ・テキストの中に、イメージは <graphic> 要素を使って挿入されます。

Whenever you see the <graphic entity=StopWatch> symbol, stop and 
answer the quiz questions.

上記のマークアップの出力は次のとおりです。

Graphic