ユーザに役立つ情報を提供するには、次のことを考慮することが必要です。
一般に起こりうる混乱状況は何か。このような状況で有効なヘルプを提供すればユーザは時間を浪費せずに済みます。
後でも先でもなく今、ユーザがヘルプを必要としているのはなぜか。実行するステップが複数あってユーザがその最初のステップにない場合は、そのステップに固有のヘルプ情報へ分岐しなければなりません。こうした方が、各ステップごとに同じヘルプ情報を表示するよりずっと役立ちます。ユーザが最初のステップにある場合は、最初のステップの詳細な情報も、全ステップの概要もわかるようにしなければなりません。
ユーザはコンテキスト・ヘルプを要求しているのか、それとも単にヘルプ情報をブラウズしているだけなのか。コンテキスト・ヘルプを要求している場合は、現在行われている作業に関連した情報を提供しなければなりません。