POSIX.2 ドキュメンテーションに定義された標準エラーを持つコマンドがあります。当てはまる場合は、POSIX.2 でセットアップされたガイドラインに従ってください。
キーボードのキーを選択するために、ユーザに Press the ------ key と告げます。- - - - - - には押すキーが入ります (Press Ctrl-D 等)。
システム負荷がかかりすぎない限り、ユーザに Try again later と告げる必要はありません。この意味はメッセージからも明らかです。
メッセージ・テキストを記述する場合、コマンド行にあるテキストを表すには parameter (パラメータ) という語を使用し、数字データを示すには value (値) という語を使用します。
command option (コマンド・オプション) ではなく flag (フラグ) という語を使用します。
1000 分の 1 の位で値を区切るのにカンマを使用しないでください。
1,000 と記述しないで、1000 としてください。
メッセージをアスタリスクで強調しなければならない場合、メッセージの前に 2 つ、後に 2 つのアスタリスクを使用してください。
** Total **
log in と log off は動詞として使用してください。
Log in to the system; enter the data; then log off.
user name、group name、login は名詞として使用してください。
The user name is sam. The group name is staff. The login directory is /u/sam.
ユーザ番号とグループ番号は、ユーザの名前とグループに関連付けられた番号を指します。
super user (スーパーユーザ) という用語は使用しないでください。root user (ルート・ユーザ) はすべての特権を持っているとは限りません。
パラメータを持つコマンドを command string (コマンド文字列) と呼んでください。
使用すべき標準メッセージ |
使用すべきでないメッセージ |
---|---|
Cannot find or open the file. |
Can't open filename. |
Cannot find or access the file. |
Can't access |
The syntax of a parameter is not valid. |
syntax error |