Solaris 共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド

ワークスペースの変更の監視

次の関数の 1 つまたは両方を使用して、ワークスペースの変更を監視できます。

DtWsmAddCurrentWorkspaceCallback() は、ワークスペース・マネージャが新しいワークスペースに切り替えられるときに、必ず呼び出されるアプリケーション・コールバックを登録します。詳細は、DtWsmAddCurrentWorkspaceCallback(3) のマニュアル・ページを参照してください。

DtWsmWorkspaceModifiedCallback() は、ワークスペースが追加、削除、または変更されるときに必ず呼び出されるアプリケーション・コールバックを登録します。詳細は、DtWsmWorkspaceModifiedCallback(3) のマニュアル・ページを参照してください。

ワークスペースの切り替えを監視するには

    DtWsmAddCurrentWorkspaceCallback() を使用します。

    デモ・プログラム wsinfo.c では、この関数は、トップレベル・ウィジェットが実体化された後で呼び出されます。

        DtWsmAddCurrentWorkspaceCallback (toplevel, wschangecb, NULL);
    • toplevel は、アプリケーションのトップレベル・ウィジェットです。

    • wschangecb() は、呼び出される関数名です。

    • NULL は、コールバックに渡されるクライアント・データのパラメータです。この場合、データは渡されません。

他のワークスペースの変更を監視するには

    DtWsmWorkspaceModifiedCallback() を使用します。

        DtWsmWorkspaceModifiedCallback toplevel, wschangecb, NULL);
    • toplevel は、アプリケーションのトップレベル・ウィジェットです。

    • wschangecb() は、呼び出される関数名です。

    • NULL は、コールバックに渡されるクライアント・データのパラメータです。この場合、データは渡されません。