ユーザが使用できる印刷機能は、統合のレベルによって異なります。統合には、次の 3 つのレベルがあります。
完全な統合。
アプリケーションのソースコードを変更する能力がある場合には、完全な統合を行なってください。
完全な印刷統合を行うと、ユーザはデータ・ファイルをプリンタ・ドロップ領域 (フロントパネルのプリンタとプリント・マネージャのプリンタ・アイコン) にドロップすることによって、さまざまなプリンタで印刷できます。その他の特定のデスクトップ動作も実現します (「デスクトップ印刷環境変数」を参照してください)。
部分的な統合。
アプリケーションのソースコードを変更する能力はないが、アクションによって印刷機能を呼び出すことができる場合には、部分的な統合を行なってください。
部分的な統合をした場合、アプリケーションは完全統合機能の一部分の機能を提供します。たとえば、LPDEST 環境変数を使用することによって、アプリケーションの印刷機能は、印刷の出力先をドロップ領域から獲得します。
統合なし。
アプリケーションがデータ・ファイルの印刷アクションを提供できない場合には、ユーザがファイルをプリンタ・ドロップ領域にドロップしたときにエラー・ダイアログ・ボックスを表示するように、データ・ファイルを構成しなければなりません。