共通デスクトップ環境 プログラマ概要

標準

アプリケーションを共通デスクトップ環境に準拠させるには、Motif 1.2、ANSI-C、X11R5 標準に従わなければなりません。C++ でアプリケーションを開発する場合は、C++ バージョン 2.0 以降を使用してください。共通デスクトップ環境のアプリケーションを作成するとき、POSIX など他の標準に固執することはありません。デスクトップのアプリケーション・プログラム・インタフェース (API) を使用するアプリケーションは、他の共通デスクトップ環境プラットフォームへ移植できます。しかし、POSIX を使用するとソフトウェアの移植性は拡張されます。

ここで言う POSIX 標準は、IEEE Std 1003.1-1990 、『IEEE Standard for Information Technology−Portable Operating System Interface (POSIX)−Part 1: System Application Program Interface (API) [C Language], ISBN 1-55937-061-0』を指します。

また Motif 1.2 標準は、IEEE Std 1295、『Standard for Information Technology−X Window System Graphical User Interface−Modular Toolkit Environment』を指します。

上記 2 点の注文方法については、「関連文書」を参照してください。