共通デスクトップ環境 スタイル・ガイド

ファイル・マネージャ

ユーザは、共通デスクトップ環境のファイル・マネージャを使用して、デスクトップにアイコンをドロップできます。デスクトップ上のアイコンはリファレンスになります。リファレンスの作成と、その結果の動作には、共通デスクトップ環境の将来のユーザ・モデルとの一貫性はありません。ユーザ・モデルとアーキテクチャの仕様がさらに定められるまで、開発者がデスクトップにドロップを行なったり、ファイル・マネージャの動作をコピーしたりすることは勧められません

ファイル・マネージャのウィンドウ内では、共通デスクトップ環境 1.0 のフォルダとアクション・アイコン以外のアイコンへドロップできます。たとえば、メールのメッセージ・アイコンをメールのコンテナ・アイコンにドロップすると、メールのメッセージを追加します。

メールのメッセージやカレンダのアポイントや他のバッファがソースとなるアプリケーションからドラッグされ、ファイル・マネージャにドロップされるときには、名前を付ける必要があります。基本の API は、ドラッグされる項目の名前フィールドをサポートしています。この名前はバッファの名前として使用されます。この名前は、元のアプリケーションと一貫性がある方法で決定されなければなりません。ファイル・マネージャにテキスト選択をドロップする場合のように適切な名前がない場合は、ファイル・マネージャは結果として作られるファイルを「unnamed」という名前にします。名前の重複が起こる場合、ファイル・マネージャはダイアログ・ボックスを表示して、ドロップされるファイル名を変更するかどうかをユーザに問い合わせます。