共通デスクトップ環境 スタイル・ガイド

有用なヒント

オプション 

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ユーザがどのアプリケーションやデスクトップ・サービスにアクセスしていても、ユーザがただちに知らなければならない緊急事態が発生した場合は、聴覚的かつ視覚的な通知を使用してユーザの注意を引く。アプリケーションがどのワークスペースにあるかにかかわらず、警報は現在のワークスペースで通知されなければならない。− 249 ページ

アプリケーションは、メッセージをコマンド入力ウィンドウや UNIX コンソールに送信してはなりません (つまり、アプリケーションはデフォルトの UNIX ファイル stdoutstderr に書き込んではなりません)。アプリケーションは、ファイル・マネージャ、フロントパネル、またはアプリケーション・マネージャのアイコンのダブルクリックによって起動されることが多いため、ユーザは stdoutstderr に書き込まれたメッセージを見ることができなくなります。アプリケーションが端末ウィンドウから起動された場合でも、ユーザは起動後に端末ウィンドウを閉じることがあり、この場合には端末ウィンドウに表示されたメッセージが読めなくなります。さらに悪い状況として、ユーザがコンソール・ウィンドウを実行しておらず (コンソール・ウィンドウは共通デスクトップ環境では起動するのが困難です)、コンソールに送られたメッセージが画面上に散乱して、画面が汚くなる場合があります。