名前 | 形式 | 使用条件 | 機能説明 | オプション | 終了ステータス | ファイル | 関連項目 | 注意事項
SUNWudct
sdtudc_convert はテキストファイル中のコードセット 1 のコードポイントを マップファイルに指定されたコードポイントに変換して、標準出力へ出力するユーティリティで、Solaris 2.6 以降の日本語 EUC (ja、japanese) ロケール環境でサポートされます。
Solaris 2.6 からユーザー定義文字は、既存のフォントファイルとは 別のフォントファイルに分けて管理するように変更されました。また、ユーザー定義文字領域が以下のように 明確に定義されました。
日本語 EUC | 0xF5A0 -0xFEFF JIS X 0208 85 -94 区 0x8FF5A0 -0x8FFEFF JIS X 0212 85 -94 区 |
PCK | 0xF040 -0xF9FC JIS X 0208 95 区 -114 区 |
デフォルトでは、以下のようなマップファイルを使い、コードセット 1 の 9 区 - 15 区のコードポイントをコードセット 1 の 85 区 - 91 区に変換します。マップファイルを編集すると、変換する領域や変換先を変更できます。
詳細については sdtudc_map(4) のマニュアルページを参照してください。
マップファイルを指定しない場合、最初に sdtudc_convert を起動したディレクトリの sdtudc_map を検索し、存在しない場合は /usr/dt/config/ja/sdtudc_map を参照します。マップファイルを変更する場合は、/usr/dt/config/ja/sdtudc_map を作業ディレクトリにコピーしてから変更してください。マップファイルの詳細については sdtudc_map(4) のマニュアルページを参照してください。
このユーティリティはテキストファイルだけをサポートしています。 その他のファイルの変換は、 /usr/dt/share/examples/sdtudc/ja/sdtudc_convert.c を参考にしてください。
Solaris 2.6 から、ユーザー定義文字は既存のフォントファイルとは別のフォントファイルに分けて管理するように変更されました。このため、fontedit を使用して登録したコードセット 1 の 9 区 - 15 区のユーザー定義文字を含むテキストファイルを、Solaris 2.6 以降の環境で表示した場合、 ユーザー定義文字が表示されなかったり、別の文字が表示される場合があります。そのような場合は、sdtudc_convert を使ってテキストファイルのコードポイントを変換してください。
なお、フォントファイルなどの変換作業の詳細については、sdtudctool(1) 、 sdtudc_extract(1) および sdtudc_extract_ps(1) のマニュアルページを参照してください。
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