名前 | 形式 | 機能説明 | リソース | ファイル | 属性 | 関連項目
xjsi は、Wnn6 かな漢字変換サーバー jserver と X 入力サーバー htt を接続するためのインタフェースモジュールです。xjsi は共用ライブラリとして htt によって読み込まれます。
xjsi は、起動時に次の設定ファイルを読み込みます。
X Input Method (XIM) かな漢字変換インタフェースを設定します。ximrc のパス名は、以下の優先順位で決定されます。
リソース ximrcName
環境変数 XIMRC
$HOME/.Wnn6/ximrc
/etc/lib/locale/ja/wnn/ximrc
/usr/lib/locale/ja/wnn/ximrc
標準かな漢字変換インタフェースを設定します。uumrc のパス名は、以下の優先順位で決定されます。
ximrc ファイルの setuumrc エントリ
@HOME/.Wnn6/uumrc
/etc/lib/locale/ja/wnn/ja/uumrc
/usr/lib/locale/ja/wnn/ja/uumrc
かな漢字変換辞書/変換パラメタを設定します。wnnenvrc のパス名は、以下の優先順位で決定されます。
uumrc ファイルの setconvenv エントリ
$HOME/.Wnn6/wnnenvrc
/etc/lib/locale/ja/wnn/ja/wnnenvrc
/usr/lib/locale/ja/wnn/ja/wnnenvrc
キーの割り当てを設定します。uumkey のパス名は、以下の優先順位で決定されます。
uumrc ファイルの setuumkey エントリ
/etc/lib/locale/ja/wnn/ja/uumkey
/usr/lib/locale/ja/wnn/ja/uumkey
ローマ字かな漢字変換で使用するモード定義表を設定します。rk/mode のパス名は、以下の優先順位で決定されます。
uumrc ファイルの setrkfile エントリ
/usr/lib/locale/ja/wnn/ja/rk/mode
X キーコード変換表を設定します。X キーコード変換表のパス名は、以下の優先順位で決定されます。
リソース cvtximName
/usr/lib/locale/ja/wnn/cvt_xim_tbl
xjsi は、名前 xjsi とクラス名 Xjsi に、以下のリソース名とリソースクラスを持っています。
かな漢字変換サーバーのマシン名を指定します。xjsi は、次の優先順位で接続するかな漢字変換サーバーを決定します。
リソースの設定
環境変数 JSERVER
wnnenvrc の setconvenv エントリ
localhost
UNIX ドメインソケット
Wnn6 の環境名として使用するユーザー名を指定します。xjsi は、次の優先順位で Wnn6 の環境名として使用するユーザー名を決定します。
リソースの指定
環境変数 WNNUSER
htt を実行したユーザーのユーザー名
xjsi の初期化ファイル ximrc ファイルのパス名を指定します。ximrcファイルの詳細については、wnn_ximrc(4) のマニュアルページを参照してください。
X キーコード変換表のパス名を指定します。
xjsi をマルチスクリーンシステムで使用する場合、以降のリソースは、スクリーンごとに個別に設定できます。スクリーンごとのサブの名前とサブのクラス名はそれぞれ screenN、ScreenN です。N にはスクリーン番号が入ります。
テキストの色を指定します。デフォルトは、black です。
背景の色を指定します。デフォルトは、white です。
枠の色を指定します。デフォルトは、black です。
フォント名のリストを指定します。リストの書式は、fontname { , fontname} です。
xjsi インタフェースモジュール
XIM かな漢字変換インタフェースの設定ファイル
標準かな漢字変換インタフェースの設定ファイル
かな漢字変換辞書/変換パラメタ設定ファイル
キーの割り当て設定ファイル
X キーコード変換表
ローマ字かな変換設定ファイル
次の属性については attributes(5) のマニュアルページを参照してください。
属性タイプ | 属性値 |
---|---|
使用条件 | SUNWjwncx |