この節では、.forward ファイルの管理に関する複数の手順を説明します。これらファイルはユーザーが編集できるので、ファイルが問題の原因になる場合があります。
この手順は特定のホスト用の .forward ファイルだけを無効にします。
スーパーユーザーになります。
/usr/lib/mail/domain/solaris-generic.m4 またはサイト固有のドメイン m4 ファイルのコピーを作成します。
# cd /usr/lib/mail/domain # cp solaris-generic.m4 myhost.domain.m4 |
define(`confFORWARD_PATH',`')dnl |
使用中のドメイン m4 ファイルにすでにこの行が存在する場合には、行を置き換えます。
新しい構成ファイルを構築してインストールします。
完全な手順については、「新しい sendmail.cf ファイルを構築する方法」を参照してください。
スーパーユーザーになります。
/usr/lib/mail/domain/solaris-generic.m4 またはサイト固有のドメイン m4 ファイルのコピーを作成します。
# cd /usr/lib/mail/domain # cp solaris-generic.m4 myhost.domain.m4 |
define(`confFORWARD_PATH',`‾z/.forward:/var/forward/$u')dnl |
使用中のドメイン m4 ファイルにすでにこの行が存在する場合には、行を置き換えます。
新しい構成ファイルを構築してインストールします。
完全な手順については、「新しい sendmail.cf ファイルを構築する方法」を参照してください。
このファイルは標準のリリースには含まれていないので、プログラムまたはファイルにメールを転送するためにユーザーが .forward ファイルを使用できるようにする場合には、追加する必要があります。このファイルは、grep を使用し、パスワード内にリストされたすべてのシェルを特定した後に、これらのシェルを入力してファイルを作成できますが、ダウンロードして入手できるスクリプトを使用した以下の手順を使用すると、より簡単に作成できます。
http://www.sendmail.org/sun-specific/gen-etc-shells.html からスクリプトをダウンロードします。
スーパーユーザーになります。
シェルのリストを作成するために、gen-etc-shells を実行します。
# ./gen-etc-shells.sh > /tmp/shells |
このスクリプトでは、getent コマンドを使用して、/etc/nsswitch.conf 内にリストされたパスワードファイルソースに組み込まれたシェルの名前を収集します。
/tmp/shells 内のシェルのリストを調べます。
選択したエディタを使用し、組み込みたくないシェルを削除します。
ファイルを /etc/shells に移動させます。
# mv /tmp/shells /etc/shells |