障害時回避機能に関して、あるファイルシステムのすべてのファイルが元のファイルシステムのファイルとサイズも vnode タイプも同じ場合に、そのファイルシステムを「複製」といいます。アクセス権、作成日付などのファイル属性は関係ありません。ファイルサイズか vnode タイプが異なると再マッピングは失敗し、元のサーバが再び使用可能になるまでプロセスはハングします。
複製されたファイルシステムを保守するには、rdist や cpio などのファイル転送機構を使います。複製されたファイルシステムを更新すると不整合が発生するので、できるだけ以下を守ってください。
新しいバージョンのファイルをインストールするときは、あらかじめ古い方の名前を変更する
クライアントによる使用が少ない夜間に更新を実行する
更新は小規模にとどめる
コピーの数を最小限にする