初級プログラマと上級プログラマの区別とは別に、TNF ユーティリティの用途によってユーザーを以下のように分類できます。
プログラムまたはライブラリに付属しているプローブポイントを使用する場合は、prex および tnfdump に関する節をお読みください。プローブの挿入方法についての説明はとばしても構いません。
プログラムをデバッグについては、この章の必要な部分を読んでください。実行するトレースの複雑さによって、必要な箇所は異なります。
作成中のライブラリにプローブポイントを挿入する場合は、この章全体をお読みください。また、ライブラリのユーザー用に、プローブポイントに関する情報を必ず提供してください。
カーネル内のいくつかの TNF プローブは、システムコール、スレッドの状態の移り変わり、ページフォルト、スワッピング、および入出力を記録します。カーネルをトレースする方法の大部分は、ユーザーレベルのプロセスをトレースする場合と同じです。