プログラミングユーティリティ

再帰的なメークファイルを使用してディレクトリ階層を管理する

プロジェクトの階層を拡張する場合は、各中間ディレクトリのメークファイルが、ターゲットファイルを生成するだけでなく、その各メークファイルのサブディレクトリ用に入れ子にした make コマンドを呼び出す必要があります。

現在のディレクトリのファイルは、サブディレクトリのファイルに依存する場合があります。その場合は、ターゲットエントリはサブディレクトリにある対応するターゲットエントリに依存している必要があります。

各サブディレクトリ用の入れ子にした make コマンドは、ローカルディレクトリのコマンドの前に実行する必要があります。入れ子にしたコマンドとローカルディレクトリのコマンドに対して別々にエントリを作成すると、コマンドを正しい順序で実行できます。このような新しいターゲットを、元のターゲットの依存関係リストに追加すると、オリジナルのターゲットの動作と新しいターゲットの動作の両方が実行されます。