プログラミングユーティリティ

再帰的なメークファイル

make では、環境変数と再帰的呼び出しの機能があります。シェルのコマンド行で $(MAKE) が指定されている場合は、その行は -n フラグが設定されている場合でも実行されます。-n フラグは、(MAKEFLAGS 変数により) すべての make の呼び出しで適用されるため、実行されるのは make コマンドそのものだけです。この機能は、階層になったメークファイルでソフトウェアのサブシステムが記述されている場合に便利です。テストの目的で make -n を実行できます。この場合は、下位で呼び出された make の出力など、実行された処理がすべて出力されます。