プログラミングユーティリティ

依存関係について

依存関係の行には、単一コロンまたは二重コロンが含まれます。ターゲット名は複数の依存関係の行に記述できますが、すべての行が同一の種類 (コロンの数が同一) である必要があります。単一コロンの行では、コマンド文字列を 1 つの依存関係の行にのみ関連付けることができます。いずれかの行で記述されている依存ファイルよりもターゲットが古く、コマンド (セミコロンまたはタブの後の NULL 文字列も含む) が指定されている場合は、そのコマンドが実行されます。それ以外の場合は、デフォルトの規則を呼び出すことができます。二重コロンの行では、コマンドを複数の依存関係の行に関連付けることができます。ターゲットが特定の行で記述されている依存ファイルよりも古い場合は、対応するコマンドが実行されます。組み込み規則も実行できます。二重コロンの行は、ターゲットがアーカイブライブラリである、アーカイブ形式のファイルを更新する際に特に便利です (「アーカイブライブラリ」で例を示しています)。