内部的に生成されるマクロである $*、$@、$< は、現在のターゲットおよび最新でないターゲットを示す総称として使用します。このリストには、関連マクロ ($(@D)、$(@F)、$(*D)、$(*F)、$(<D)、$(<F)) が追加されています。D は、1 文字のマクロのディレクトリ部分を示します。F は、1 文字のマクロのファイル名部分を示します。これらの追加マクロは、メークファイルの階層を構築する際に便利です。これらのマクロを使用してディレクトリ名にアクセスし、シェルの cd コマンドを使用できます。コマンド例を以下に示します。
cd $(<D); $(MAKE) $(<F)