Solaris 移行ガイド

印刷サブシステム

Solaris 2.6 リリースの印刷用ソフトウェアから、ネットワーク上のプリンタに対するクライアントアクセスの設定と管理を行うための集中的な環境が実現しました。印刷用ソフトウェアは以下の機能を含んでいます。

詳細は、第 11 章「プリンタ、端末、モデムの管理」と、『Solaris のシステム管理 (第 2 巻)』を参照してください。

印刷ツールまたはコマンドをシェルで使用しても、上記の基本的なタスクを実行できます。

印刷ツール

印刷ツールとは、Solaris 7 ユーザ環境で利用できるソフトウェアツールのことです。このツールを使用すると OpenWindows や CDE でユーザはプリンタの監視や、印刷ジョブの監視と中止を行うことができます。

コマンドの変更

次に変更されたコマンドを示します。

lp サービスは、複数のデーモン (プロセス) によって構成されて、これらのデーモンは、システムの動作と、/etc/lp ディレクトリ内の構成ファイルの階層を監視しています。また、lp サービスを管理コマンドのセットとみなすこともできます。