Solaris 移行ガイド

印刷コマンドと互換パッケージ

システムが SunOS/BSD ソース互換パッケージを実行している場合、多くの SunOS 4.x 印刷コマンドを使用することができます。互換モードは SunOS 4.x コマンド名を、Solaris 7 LP 印刷サービスへのインタフェースとして使用し、実際に SunOS 4.x システムが行うようにそれらを実行するわけではありません。ユーザが SunOS 4.x コマンドを入力して印刷を設定するか、Solaris 7 システムからファイルを出力すると、SunOS 5.6 LP 印刷サービススケジューラによって処理されるメッセージファイルが作成されます。

Solaris 7 での印刷には、SunOS 4.x システムでは使用できない機能が追加されています。これらの機能は、書式、印字ホイール、インタフェースプログラムの制御、ネットワーク印刷サービスの設定などを可能にします。