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カラーマップの動作

CDE 上では、カラーマップのインストールが OpenWindows 環境とは異なる方法で処理されます。この違いは、デフォルト以外のカラーマップを使用するサブウィンドウを指定するアプリケーションで識別できます。このサブウィンドウは、WM_COLORMAP_WINDOWS 属性で指定されます。

OpenWindows 環境では、アプリケーションはこの属性内でサブウィンドウを指定するだけですみます。ユーザが画面内でポインタを移動すると、OpenWindows のウィンドウマネージャ (olwm) は、ポインタが置かれているウィンドウ用に適切なカラーマップをインストールします。

CDE のウィンドウマネージャである dtwm は、この動作を行いません。olwm のポインタベースのカラーマップインストール機能に依存するアプリケーションを CDE 上で実行する場合は、正しい色が表示されないことがあります。この問題を回避するために、次のいくつかの対処方法があります。

また、dtwm のキーの割り当てを変更して、キーボードのキーに f.next_cmap() 関数と f.prev_cmap() 関数を設定できます。該当するキーを押すたびに、これらの関数は WM_COLORMAP_WINDOWS リスト内を前後に移動して別のカラーマップをインストールします。