Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

ログファイルへのシステムの状態の保存とシステムの状態の取得間隔の選択

デフォルトでは、パフォーマンスメータは 2 秒ごとにワークステーションのパラメータの値を記録し、初期システムの状態の詳細のみを格納したログファイルを作成します。このシステムの状態の取得間隔を変更し、システムの状態情報を常にログファイルに追加できます。

システムの状態の取得情報をログファイルに保存するには

  1. [オプション] メニューから [設定] を選択します。

    [設定] ダイアログボックスが表示されます。

  2. [システムの状態のログをとる] チェックボックスを選択します。

  3. ログファイル名を [システムの状態のログをとる] テキストボックスに入力します。

    ログファイル名には、デフォルトの samples などの記述名を使います。また、ユーザのワークステーションから複数のホストを監視するときは、samples_hostname を使います。

    デフォルトの位置は、/home/fredj/samples のようなユーザのホームフォルダです。

  4. [適用] をクリックし、変更部分を反映します。

    指定したログファイル (テキストファイル) が存在しない場合は、パフォーマンスメータでログファイルが作成されます。パフォーマンスメータを終了するまで、このファイルに各システムの状態の詳細が追加されます。次にパフォーマンスメータを実行するときに、[システムの状態のログをとる] チェックボックスの選択は解除されます。

システムの状態の取得間隔を変更するには

  1. [オプション] メニューから [設定] を選択します。

    [設定] ダイアログボックスが表示されます。

  2. [システムの状態の取得間隔] セレクタで、新しいシステムの状態の取得間隔 (秒単位) を指定します。

    1 以上 9 以内の自然数を指定します。パフォーマンスを画面に表示するときは、3 秒のような短い間隔がいいでしょう。システムの状態をログファイルに記録するときは、間隔を長くした方がログファイルのサイズを抑えるのに有効です。

  3. [適用] をクリックし、変更部分を反映します。

    [システムの状態の取得間隔] セレクタの値を再び変更しないかぎり、パフォーマンスメータは、現在および将来のすべてのセッションにおいて指定の間隔でシステムの状態の取得を行います。