Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

ファイル

「ファイル」は、情報が入っているコンテナです。使用するほとんどのファイルには、ドキュメント、スプレッドシート、チャートなどの特定の書式の情報 (データ) が入っています。書式は、データをファイル内で配列する特定の方法です。ファイルの書式は、「データ型」として認識されます。

ファイル・マネージャは、アイコンを表示するモードの 1 つにあるときは、ファイルを表すのに使用するアイコンによってファイルのデータ型を識別できます。各データ型は、異なるアイコンを持っています。

ほとんどのアプリケーション・プログラムは、限られた数のデータ型しか認識しません。たとえば、ドキュメント・エディタは、スプレッドシート・ファイルを読めない可能性があります。デスクトップは、データ型データベースを使用して異なる型のファイルを認識できます。ほとんどの場合、ファイルをダブルクリックすると、デスクトップはファイルのデータ型を理解しているアプリケーションを自動的に起動します。

ファイル名の使用可能な長さは、システムによって異なります。オペレーティング・システムの中には、14 文字よりも長い名前は使用できないものもあります。詳細は、システム管理者に問い合わせてください。