ユーザは、スクリーンセーバや画面ロックをカスタマイズしたり、デフォルト設定に戻ったりできます。ユーザのシステムがタイムアウトのロックをサポートしない場合は、「ロック拡張機能のない画面」を参照してください。
カラー・ディスプレイを使用している場合、画面上の明るい色が受像管に焼き付いてしまうことがあります。画面をブランクにするか、何か表示するように設定すると防止できます。
ブランク画面を選択しているか、電源を切る機能がハードウェアに備わっている場合、省電力のため電源が切れます。
Solaris CDE を使用する際に省電力機能を無効にするには、スタイル・マネージャのスクリーンセーバのデフォルトの「画面ブランク」を他のスクリーン・パターンに変更します。端末エミュレータ・ウィンドウで、次のコマンドを実行しても無効にすることができます。
% xset s noblank
スタイル・マネージャの [画面] のコントロールをクリックします。
[スクリーンセーバ] - [了解] をクリックしなくても、ただちにスクリーンセーバを使用可能 ([オン]) または使用不可能 ([オフ]) にします。スクリーンセーバが [オン] のときは、[スクリーンセーバの開始] のスライダがアクティブになります。
[スクリーンセーバ・リスト] - 使用可能なスクリーンセーバを複数選択のリストに表示します。リスト項目をクリックして、選択または選択解除を行います。最後に選択されたスクリーンセーバは、リストの右側に表示されます。
[スクリーンセーバの開始] - 最後にポインタが動いてから、または最後のキーストロークから、スクリーンセーバが開始するまでの時間 (分単位) を指定します。この値を変更した場合、[了解] をクリックしなくても、ただちに新しい値が有効になります。
[セーバ画面の切り替え時間] - 次のスクリーンセーバが開始されるまでのスクリーンセーバの実行時間 (分単位) を指定します。
[了解] をクリックし、変更を保存します。
デフォルト設定に戻すには、[デフォルト] をクリックします。
スクリーンセーバと画面ロックが両方とも使用可能 ([オン]) で、[ロックの開始] の値が [スクリーンセーバの開始] の値よりも小さい場合は、画面ロックのタイムアウト時に、画面の内容が現在選択されているスクリーンセーバに置換されます。[ロックの開始] が [スクリーンセーバの開始] より大きい場合は、自動画面ロックは現在のスクリーンセーバを続行します。
スクリーンセーバが使用不可能 ([オフ]) で、自動画面ロックが使用可能 ([オン]) の場合は、画面ロックのタイムアウト時の画面には、スクリーンセーバは表示されません。