プログラミングの国際化

XmRendition

CTL により、以下に示す新しい疑似リソースが XmRendition に追加されました。

新しいリソース

名前 

クラス/タイプ 

アクセス 

デフォルト値 

XmNfontType

XmCFontType/XmFontType

CSG 

XmAS_IS

XmNlayoutAttrObject

XmClayoutAttrObject/String

CG 

NULL

XmNlayoutModifier

XmCLayoutModifier/String

CSG 

NULL

XmNfontType

レンディションフォントオブジェクトのタイプを指定します。CTL では、このリソースの値が XmFONT_IS_XOC の値になっている必要があります。それ以外の値が設定されていると、XmNlayoutAttrObjectXmNlayoutModifier の値は無視されます。

XmNfontType リソースの値が XmFont_IS_XOC で、XmNfont リソースが指定されていない場合、XmNfontName リソースの名前は、その作成時点で XmlayoutAttrObject リソースにより指定されたロケール、または現在のロケールの XOC オブジェクトに変換されます。さらに、XmNlayoutModifier リソースの値は XOC に関連付けられた任意の LayoutObject にパススルーされます。

XmNlayoutAttrObject

この XmRendition に関連付けられた XOC に関連付けられた Layout Object の作成に使用されるレイアウト AttrObject 引数を指定します。この文字列の構文およびセマンティクスについては、レイアウトサービス m_create_layout() の仕様を参照してください。Layout Modifier Orientation の出力値と XmNlayoutDirection のウィジェットリソースの相互作用については、上述の XmNfontType の説明を参照してください。

XmNlayoutModifier

XmRendition に関連付けられた XOC に関連付けられた Layout Object にパススルーされるレイアウト値を指定します。この文字列の構文およびセマンティクスについては『CAE Specification』を参照してください。

XmRendition{retrieve,Update} を用いてこのリソースを設定すると、文字列はこの Rendition に関連付けられた XOC に関連付けられた LayoutObject にパススルーされます。レイアウトサービスは以上の手続きにより動的に構成されます。 OrientationContextTypeOfTextTextShaping、または ShapeCharset を変更すると、予測不能な動作が生じる可能性があります。

追加動作

XmNlayoutModifier は、XmRendition に関連付けられたテキストのレイアウト動作に影響します。たとえば、数値のレイアウトデフォルト処理が NUMERALS_NOMINAL ならば、XmNlayoutModifier を次の 2 つのどちらかに従って設定することにより NUMERALS_NATIONAL に変更することができます。

レイアウト値は以下の各グループに分類できます。